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ニコニコ超会議で初披露「超歌舞伎」--伝統芸能とテクノロジーをどのように融合させたか

SENSORS 5月13日(金)19時0分配信

2016年4月29日~4月30日に幕張メッセで開催された、ネットとリアルが融合した超文化祭「ニコニコ超会議2016」。「ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現」がコンセプトの当イベント。今年は2日間で会場来場者1,502,561人、ネット来場者5,548,583人を動員した。

【写真記事】笹崎里菜アナ 「ニコ超」取材後記

歌舞伎のルールを守った上で、どれだけデジタルの要素を入れられるか

SENSORSでは5/8OAでも、この「ニコニコ超会議2016」の模様と、株式会社ドワンゴ 夏野剛氏へのインタビューを実施。 その中で、夏野氏が「最も手間とお金をかけて準備した」と語るのが「超歌舞伎」。歌舞伎演目「義経千本桜」とボカロ楽曲「千本桜」がコラボした独自演目「今昔饗宴千本桜」が披露された。主演は歌舞伎俳優の中村獅童と、バーチャルアイドルの初音ミク。邪悪な「青龍」から千本桜を守るために過去、現在、未来の三つの時代を戦う物語だ。


夏野:「超歌舞伎」は「超会議」では今回が初めての試みです。歌舞伎というのは、伝統があって、ルールがありますから、このルールを守った上でどれだけデジタルの要素を入れるかを意識しました。 歌舞伎は「~屋!」と役者さんの名前を観客が叫ぶように、一体感を大事にする芸能です。これはニコニコ動画の世界観にとても近いんですね。江戸時代はこれがライブだったわけですから、それをもう一回再現しようという試みでした。


この「超歌舞伎」では、NTTが研究開発を進めてきた、あたかもその場にいるかのような体験をあらゆる場所で感じることができる技術「Kirari!」の研究開発成果を用いている。

「被写体抽出技術」として、新しい被写体抽出アルゴリズムを用い、被写体の背景に特別な加工を施す必要なく、自然体の映像から被写体部分のみリアルタイムかつ精緻に抽出。また、抽出した映像を、被写体が演じている場所とは異なる場所に擬似3D虚像によって立体的に投影し、リアルな歌舞伎俳優と擬似3D虚像との共演を実現している。
また、映像中の被写体そのものに音像を定位させるとともに、被写体の左右移動に追従して音像位置を制御することができる「バーチャルスピーカ技術」を用いて、初音ミクの口元から声が観客へ直接届くような存在感の高い音響演出を実現した。

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最終更新:5月13日(金)19時0分

SENSORS

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]