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土居がコンタを破り、錦織と揃って8強入り [ローマ/女子テニス]

THE TENNIS DAILY 5月13日(金)13時3分配信

 イタリア・ローマで開催されている「BNL イタリア国際」(WTAプレミア5/5月9~15日/賞金総額239万9000ユーロ/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、土居美咲(ミキハウス/45位)が、ジョハナ・コンタ(イギリス/23位)を4-6 7-5 6-2のフルセットの戦いの末に下し、準々決勝に進出した。

土居美咲がコンタから初勝利で準々決勝進出 [BNL イタリア国際]

 土居は、13日に行われる準々決勝で、イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア/35位)と対戦する。土居にとって、WTAプレミア5の大会での準々決勝進出は初。

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 第1セットを4-6で落としたあと、第2セットでは5-1とリードしたが、次の自分のサービスゲームをブレークされ、そこから5-5まで追い上げられた土居。
「セカンドセットをリードして、本当に取れそうなところで、相手に何をされたというわけでなく、ミスをして自分から崩れてしまった。やはり、第2セットでリードしていて、追いつかれたあたりが一番苦しかった」と振り返る。

「フラストレーションを感じ、たぶんムード的にもよくなかったと思うが、そこを断ち切って2ゲーム連取し、第2セットを取ることができた。自分のペース自体にはそれほどいい印象はなかったが、相手も第3セットに入って少し疲れているようにも見えたので、そこでファイトし続けられたことが、勝ちにつながったと思う」と土居は試合を分析した。

 その言葉の通り、第3セットでは2-2からの自分のサービスゲームを簡単にキープすると、第6ゲームで競り合った末に、相手のサービスをブレーク。その前後から、「自分のいい流れ、いいムードだなという感じは覚えていた。いけると思いながらプレーできていた」という。

 結局、第3セットを6-2で取って試合を決めた土居は、WTAプレミア5での初の準々決勝進出にも浮かれず、「勝利はもちろんうれしいけど、まだまだ試合はあるので、一戦一戦、頑張っていきたいと思う」と前を見つめた。

 一方、敗れたコンタは「今日、彼女は本当に、本当にいいプレーをした。望むままにボールを動かし、私は彼女を苦しめるに十分なだけのプレーをすることができなかった。でも私は力を振り絞って戦い、今日は、これ以上のことができたとは思わない」とし、率直に土居を称えた。

 準々決勝の対戦相手、ベグとはまだ対戦したことはないが、土居は「自分のほうがチャレンジャーなので、全力でやるだけ。今までの試合と同じように、自分のテニスをしっかりとコート上で表現できるようにしていきたい」と意欲を見せた。

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 土居の快進撃で、錦織圭(日清食品)と合わせ、日本人が男女ともにローマの準々決勝に進出することになった。土居は錦織について、「同じ日本人であれだけトップの座をキープし、またトップ選手を崩せる存在というのは、本当にすごいと思う。単純にすごいという気持ちもあるし、同じ日本人という共通点もあるので、そういう意味では、もちろん刺激にもなる。私もできるんじゃないかという気持ちにさせてもらっている」と話す。

 一方、錦織も、土居の躍進について聞かれ、「彼女は今年、すごくいいプレーをしている。とてもいいフォアを持った左利きの選手。彼女がクレーの大会でいいプレーをしているのを目にできてうれしい。彼女が(ここを含めた一連の)クレーの大会で、いい活躍をするよう祈っている」と答え、間接的にエールを交わし合った。

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【女子シングルス準々決勝】※[ ]数字はシード順位

セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)[1] vs スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)[9]

イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)vs 土居美咲(ミキハウス)

ティメア・バシンスキー(スイス)[11] vs ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[3]

マディソン・キーズ(アメリカ)vs バーボラ・ストリコバ(チェコ)

(テニスマガジン/ライター◎木村かや子、構成◎編集部)

Photo: ROME, ITALY - MAY 12: Misaki Doi of Japan in action against Johanna Kont aof Great Britain during day five of The Internazionali BNL d'Italia 2016 on May 12, 2016 in Rome, Italy. (Photo by Matthew Lewis/Getty Images)

最終更新:5月14日(土)12時19分

THE TENNIS DAILY

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