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ライチョウの人工飼育 ファミリーパーク「技術を作り上げる」/富山

チューリップテレビ 5月13日(金)9時41分配信

 環境省は12日、国の特別天然記念物ニホンライチョウの人工飼育について、今年度の計画を発表しました。
 富山市ファミリーパークが去年に続いて飼育を担当することになり山本園長は、富山方式の飼育技術を作り上げると意気込みを語りました。
 国の特別天然記念物・ニホンライチョウ。
 現在、その数は2000羽以下とされ、絶滅危惧種に指定されています。
 絶滅を避けようと、環境省は去年、人工での飼育と繁殖に向けた、取り組みをスタート。環境省は今年度、富山市ファミリーパークと東京の上野動物園、長野県の大町山岳博物館で飼育を行うと発表しました。
 長野県の乗鞍岳で今月下旬にも野生の卵を採取し、人工ふ化・飼育を行います。
 「富山方式をさらに細部に渡って技術を作り上げる」(山本園長)
 2年目となる今年度、課題となるのは、体調が不安定になりやすい、ヒナの時期を乗り切る飼育技術の確立です。去年はファミリーパークと上野動物園の2箇所で人工飼育が行われました。ファミリーパークでは、ふ化したヒナ4羽のうち、3羽が順調に育ち、現在も飼育が続いています。
 
 一方、上野動物園でふ化したヒナは全滅、その後の検討会でエサの違いなど様々な理由が挙げられましたが、死因の特定には至りませんでした。
 「上野が失敗してくれたから、何が成功で何が問題かという分岐点を我々はつかんだ。上野も富山も」(山本園長)
 山本園長によりますと、今年度、上野動物園では去年成功した、ファミリーパークと同じやり方でヒナを育て、去年の問題点を検証、飼育技術の確立を目指します。
 「成功した一つのやり方を基準にして、それを上野に広めて、上野でも成功すれば、技術の確立につながる。非常に大きな年だと考えていますので、しっかりやっていきたい」(山本園長)

チューリップテレビ

最終更新:5月13日(金)9時41分

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