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マイチェン「フィアット 500」「アバルト595 コンペティツィオーネ」を徹底試乗

オートックワン 5月13日(金)17時20分配信

特設ジムカーナコースで元気な走りを試してみた

つい最近「フィアット 500(チンクエチェント)」と「アバルト 595 Competizione(コンペティツィオーネ)」にマイナーチェンジが加えられ、その2台を大磯ロングビーチの広大な駐車場に設営された本格的なジムカーナ・コースを使ったFCAの試乗会で、ちょっとばかり元気よく走らせることができた。

「フィアット 500」「アバルト595」画像ギャラリー

ジムカーナ・コースというのはオモシロイ。

長いストレートがあるわけじゃないから超高速域に踏み込めるわけではなく、使えるギアも3速、いや、元気よく走るにはせいぜい2速までだから、そういう意味では試せないこともあるにはあるけれど、とりあえずはスロットルを遠慮なく全開にすることができる。

コーナリングについても、自分の走行ラインの取り方次第で様々な種類のコーナーや走らせ方を試すことができる。もちろん計測タイムを縮めることを考えるならライン取りも走らせ方も決まってきちゃうのだけど、そこを重視しないでいられるならば、クルマの基本的な性格を知るためにはおあつらえ向きのコースとして機能してくれるからだ。

デビュー9年目にして初の大規模なマイナーチェンジを実施

まずは2007年のデビュー以来初(!)のマイナーチェンジを受けた、チンクエチェントこと「フィアット 500」。

パッと見では「確かにどこか変わってるんだけど、一体どこが変わったの?」なフェイスリフトがメインであるように思えるだろう。

ヘッドランプが立体感のあるデザインに変わり、ポジションランプが拡大されてLEDのデイライトになって、フロントグリルの形状が変わり、その左右にガーニッシュが追加され、ナンバープレートの真上に長めのモールが配され、後ろにまわるとテールランプが真ん中にボディ同色のパネルが見えるドーナッツ型のデザインとなって、バックランプとリアフォグランプはバンパー下に移設され、それらに合わせて前後のバンパー形状も変更、と挙げていけば結構変わってる。

オトナっぽくエレガントな雰囲気が加えられた

結果、どう見ても馴染みのある姿カタチだし、陽気な“いいヤツ”オーラみたいなモノも一緒なのに、全体的にちょっと大人っぽいエレガントで高級感のある雰囲気となった。

特徴的なスタイリングが今もって愛されてるモデルだけに、あらためて眺めてみると巧みなマイナーチェンジだな、と感じさせられる。

室内に目を移してみると、ダッシュボードに5インチのタッチスクリーンが埋め込まれ、スマホや音楽プレイヤー、携帯電話のハンズフリー通話と連携できるようになっている。オプションで7インチのナビを埋め込むこともできる。

シート地がチェックやヘリンボーン柄の少し大人びた洒落たデザインになって、ヘッドレストが円形になった。判りにくいけど、これまた結構変わってるのだ。

それもそのはず。細かなパーツまで含めれば、何と1900にもわたる箇所に手が入ってるらしい。パワートレーンやサスペンション周りといった走りに関する部分については何ひとつアナウンスはないのだけど、これまた仕様書やスペックシートに表れない細かな変更があちこちに施されているのか、走らせてみると実は乗り味が結構変わってる。

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最終更新:5月13日(金)17時20分

オートックワン