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鈴木亮平「マイティー・ソーなら勝てるかも!?」ワールドワイドな“変態仮面”で勝負

クランクイン! 5月13日(金)16時30分配信

 日本映画界の奇跡!?と言われた『HK/変態仮面』が『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』として帰ってきた!色丞狂介を演じるのは、もちろんミスター変態仮面・鈴木亮平。前作後、NHK連続テレビ小説『花子とアン』で爽やかさを、ドラマ『天皇の料理番』では主人公の兄・周太郎を演じ実直さを国民に植え付けた彼だが、パンティーを被りハードな裸体を披露する変態仮面に「やらない理由が見当たりませんよ」とニヤリ。その発言の真意を聞いた。

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 2012年11月、ある劇場映画の上映前に、鈴木が仮面を被り振り返るという約30秒の映像が流れた。瞬く間に『HK/変態仮面』実写化の情報はネット上を中心に駆け巡り、2013年4月6日の先行上映でお披露目されると、わずか12館スタートという小規模公開ながら、あっという間に興行収入2億円を記録。その勢いは海外にまで広がった。待望の続編。取り巻く環境は変わった。『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』公開時の上映館数は50館以上と格段に規模は拡大した。

 「いやぁプレッシャーは大いにありましたよ。だいたい続編を作ると失敗するのが映画の世界ではジンクスになっていたりするので、それを避けなければいけないという思いはありました」と続編への正直な胸の内を明かす。「この映画は真面目にやればやるほどくだらなくて面白くなる作品なので、世界観やストーリーが壮大になってレベルアップしていくなか、役者としても前作以上に真面目にストイックに取り組むことで、その壁を超えられるんじゃないかって思ったんです」とプレッシャーを払しょくするために意識したことを語った。

 鈴木にとって『HK/変態仮面』は特別な位置づけの作品だと言う。「僕にとっては初めて世間に自分を知っていただくきっかけとなった作品だと思っています。もちろん僕は自分が携わった作品にはすべて愛情を持って接しているつもりですから、どの作品でも続編ができたら嬉しいです。でもこの映画は、パート1を作る前から福田雄一監督と『世界で勝負できる日本を代表するヒーロー映画にしたい』と言っていたので思いは強いです」と目を輝かせる。


 とは言いつつも、俳優としての知名度も上がり「好青年」「爽やか」というイメージがついた鈴木にとって、パンティーを被り変身する“変態仮面”はリスクが大きいのではないか……と勘ぐってしまう。「確かに前作後、他の共演者の方々もすごく忙しくなって、多くの人に知っていただけるようになったのは事実だと思います。でも世界に勝負するスケールの大きな映画、やらない理由が見当たりませんよ」と微笑みながらも強い視線で語ってくれた。

 スケールアップしたのは公開規模だけではない。鈴木自身の体も一回り大きくなった印象を受ける。そこにも“世界で勝負できるヒーロー映画”という思いが表れている。まさにワールドワイドな変態仮面――。ならば当然アメコミヒーローとタッグを組んだり、一戦交える……なんて妄想も掻き立てられる。

 「変態仮面の特性を考えると相性もありますよね。おいなり攻撃をするなら、顔が出ているヒーローの方がいい。マスクをしているとイマイチ威力が伝わらないですから。アイアンマンは分が悪いですよね。キャプテン・アメリカとかマイティー・ソーなら勝てそうかな(笑)」と、こうした会話にも「真面目に取り組む姿勢」が垣間見られる。

 「パート2にもなると、ただの変態では満足してもらえないんですよね」と苦笑いを浮かべる鈴木。「今回の作品のアクションはかなり難易度が高いんです。しかも裸なのでごまかしもきかない。変態的なポーズも100以上考え、シーンに応じてどれを繰り出すか……すごい研究しました」。この真面目さ、ひたむきさを目の当たりにすると、本当にマイティー・ソーと戦う日が来るのではないかと期待せずにはいられない。(取材・文・写真:磯部正和)

 映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』は5月14日より新宿バルト9ほか全国公開。

最終更新:5月13日(金)16時30分

クランクイン!

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。