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日ハム浅間、自身最多タイ3打点 土壇場で同点打「何としても打つんだと」

Full-Count 5月14日(土)8時37分配信

スター候補が9回1死で同点打、「バットに当てれば、何かが起こると」

 日本ハムの浅間大基外野手が13日の西武戦(札幌ドーム)で自身最多タイとなる1試合3打点の活躍。今季3度目のサヨナラ勝ち&初の貯金に貢献した。

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 劇的なサヨナラ勝ちへ19歳が牽引した。1点を追う9回1死二、三塁。増田の149キロ直球を振り抜き、右前適時打を放った。土壇場での同点タイムリーでチームを勢いづけ、横浜高の先輩にあたる近藤の初のサヨナラ打を呼んだ。

「先輩方がつないでチャンスを作ってくれた。何としても打つんだという気持ちでした。三振は絶対にしない気持ち。バットに当てれば、何かが起こると思ってました」

 3点を追う7回1死二、三塁では、高橋光の147キロ直球を詰まりながらも中前へ。1点差に迫る2点打を打っていた。

「(5回1死三塁で)バント(セーフティースクイズ)を失敗していた。なんとしても取り返したい気持ちでした。チャンスは集中して打席に立てている。その結果がヒットにつながっているんだと思います」

 西武の先発・高橋光とは同級生。横浜高2年夏に甲子園3回戦で対戦。同大会で全国制覇した前橋育英の右腕には2打数無安打2四球に抑えられた。

高橋光には前回の“コリジョン”プレーで負傷「謝った」、近藤とお立ち台「うれしい」

 さらに、14年のアジア野球選手権(バンコク)に出場したU18高校日本代表でもチームメートで、今でも「LINE」で連絡を取り合う。6日の西武戦(西武プリンスドーム)では本塁へ突っ込んだ際に自身のスパイクが右腕の顔面に直撃。コリジョンルールの適用でアウトからセーフに判定が覆っただけでなく、顔から流血させてしまった。

「傷つけてしまったので(LINEで)謝りました。ただ、負けられない気持ちはありました。僕の打席で(高橋光の)球は力が入っているように感じた。その中でも冷静になれたのがヒットにつながったと思う」

 お立ち台では横浜高の先輩・近藤と2人で上がった。憧れの先輩とのヒーローインタビューは特別な時間となったようだ。

「近藤さんには食事はよく連れて行ってもらっています。よく打撃の話をしていますし、近藤さんから学ばせてもらっています。うれしいですね。尊敬する先輩と同じお立ち台に上がれたので」

 昨年9月23日のソフトバンク戦(札幌ドーム)では高卒ルーキーでは西武・清原和博が86年に記録して以来29年ぶりのサヨナラ打を放っている。6日の西武戦(西武プリンスドーム)以来の先発出場で結果を残した19歳は、将来のスター候補と言って間違いはないだろう。今後の躍動に期待したい。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5月14日(土)9時26分

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