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マカオ企業がラオス政府系カジノIR施設「サワンベガス」を買収へ=約46億円

マカオ新聞 5月14日(土)12時27分配信

 マカオのレジャー大手で香港証券取引所上場企業の勵駿創建(マカオレジェンドディベロップメント、以下MLD)は5月13日、ラオス人民民主共和国財務省が全資産を保有するカジノIR(統合型リゾート)「サワンベガス」の4200万米ドル(日本円換算:約46億円)での買収及び関連プロジェクトの開発に関する協議が合意に達したことを明らかにした。

 MLDは本拠地のマカオでマカオフィッシャーマンズワーフやランドマークホテルを運営するほか、マカオのカジノ経営ライセンスを有する6社の一角に当たるSJM社のライセンスの下、フランチャイズ方式でファラオズパレスカジノとバビロンカジノを運営している。また、昨年(2015年)アフリカのカーボベルデ共和国とカジノIR開発契約を締結したことでも話題となった。

 MLDのプレス発表資料によれば、サワンベガスはラオス中部のサワンナケート県にあるIRで、ゲーミング(カジノ)テーブル92台、スロットマシン493台を擁するカジノ施設、客室数476室のホテル、コンベンションセンター、レストラン・バーその他の料飲施設、スパ、レジャー施設、リテールショップ、ATM、レンタカーサービスなどで構成されるとのこと。

 具体的な協議の中身として、MLDがラオスのボーリカムサイ県、カムムアン県、サワンナケート県において50年間の開発権を有する(その後49年間の延長オプション付き)、MLDの書面による合意なくしてラオス政府が当該地域でいかなるカジノ関連のライセンス、許可、フランチャイズ権を第三者に付与しないことが含まれるという。

 関連プロジェクトの開発については、サワンベガスに近いサワンナケート県サワンセノ経済特区で2つのゴルフ場、客室数600室規模のホテル、ヴィラ、カジノ、コンベンション・エキジビションセンター、スパ・プール、従業員宿舎及びトレーニングセンターからなるIR施設を建設する計画とのこと。

 今後、MLD及びラオス政府の双方で手続きが進められるといい、今年(2016年)7月29日以前に取引が完了する見通し。

最終更新:5月14日(土)12時27分

マカオ新聞