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日ハム栗山監督、巻き返しへ手応え 主砲中田は負傷も「4番は外れない」

Full-Count 5月14日(土)9時47分配信

サヨナラ勝ちで初3連勝&貯金1、若手活躍「チーム内競争はチームとしては理想」

 日本ハムの栗山英樹監督が、13日の西武戦(札幌ドーム)で今後の巻き返しへ手応えをつかんだ。

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 1点差の9回に先頭・西川がショート金子侑の悪送球で出塁。続く中島の送りバントを抑えの増田がエラーし、陽岱鋼の送りバントで1死二、二塁とすると、19歳の浅間の右前タイムリーで同点。さらに、田中賢の四球などで2死満塁とし、最後は近藤のプロ初のサヨナラタイムリーで試合を決めた。

 5回には中島の左前安打から高橋光の一塁牽制悪送球と炭谷の三塁悪送球で1点を先制。4つのエラーに助けられ、今季3度目のサヨナラ勝ち&初の3連勝。初の貯金1となったが、栗山監督には今後へ手応えをつかむ勝利となったとい う。そのワケとは…。

――9回は先頭・大野に代打・西川を送り、浅間が同点打を放った。

「(西川は)ランナーに出た時でも足がある。(浅間は)状態をキープしているのは分かっていた。(浅間のスタメンは5試合ぶり。腰痛で)キャンプをやっていないし、疲れを取らないといけなかった。ちょっと間が空いたけど、状態よくやってくれた。がむしゃらに誰にも負けない強い気持ちでやってくれている。チーム内競争は、チームとしては理想。素晴らしかったと思います」

――最後は近藤が決めた。プロ初のサヨナラ打だった。

「ああいう場面では選手の本質が出る。近ちゃんの良さが出た。本当に良かったと思います」

故障者続出に「不安はある」も…負傷交代の中田は「ケガしたって行ってもらう」

――9回の攻撃を振り返って。

「みんなが粘って、ああいう形になった。『点を取るならどんな形でもいい』とこちらが動く中で、(9回無死一、二塁で)陽岱鋼に送りバントをしてもらったけど、主力選手が後ろを打つ打者に『さぁ任せた』という空気を作ってくれた。そういう雰囲気が良かった。ああいうのが、本当のつなぎの野球。(西川)遥輝もそう。全力で走っているから。足が速い、遅いではない。精いっぱいやるのがいい。そういう一生懸命さが明日につながっていく」

――西武のミスでもらった点も多かった。

「5回の1点目も(中島)卓也が一生懸命走っているから。ああいうプレーが全て試合展開につながっていると思う。横尾も(9回1死満塁で)三振したけど、アプローチの仕方は良かった。次につながっていくと思う。(首脳陣から選手へは)『出来ることをしっかりやってくれ』とお願いしている」

――9回に大野に代打を送った。延長戦に入れば、外野出場が続いていた近藤を捕手で使う起用する考えだった。

「近藤には『試合前から行くよ』と話をしていた。元々、キャッチャーだから。(不安視された)膝の状態が良くなってきたから」

――チームは初の貯金生活。

「いかに貯金を作るかはあるが、(17日からの)ホークス戦前の、この3連戦は重要になると思っていた。まずは最初の試合を取れただけでも良かった。いい形で取れたので、明日に何とか生かしていければいい。マイナスになったら面倒くさいんだけど 、プラスになることは全然関係ない」

――市川が6回守備で二塁スローイニングする際に、右手親指と打者のバットが接触して途中交代。9回の守りでは、4番の中田が右股関節を痛め、負傷交代した。

「これだけ故障者が出ていれば、不安はある。ただ、何度も言うように、その時のベストメンバーで戦っていくだけ。心配しすぎているから。大丈夫。ケガしたって行ってもらう。4番は外れない」

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5月14日(土)10時7分

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