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ジョコビッチがナダルとの49度目の対戦を制して4強 [ローマ/男子テニス]

THE TENNIS DAILY 5月14日(土)12時10分配信

 イタリア・ローマで開催されている「BNL イタリア国際」(ATP1000/5月8~15日/賞金総額374万8925ユーロ/クレーコート)。

錦織がティームを下してジョコビッチとの準決勝へ [BNL イタリア国際]

 金曜日に行われた準々決勝で、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がラファエル・ナダル(スペイン)を7-5 7-6(4)で下してベスト4に進んだ。いずれのセットも先にリードしたのはナダルだったが、ジョコビッチが逆転してのストレート勝ちだった。「クラシック」と呼ばれるに相応しい一戦だった。

 ナダルは第2セットでは5度のセットポイントを逃し、およそ2時間半の試合で敗れた。

「今日、ラファを相手に戦った数時間は本当に特別な気持ちになった」とジョコビッチ。「ありがたいことは、この試合がグランドスラムのように5セットマッチではなかったこと。どうやったら終わるんだろう、という感じだったからね」。

 両者の対戦はこれでオープン化以降では最多となる49度目の対戦で、ジョコビッチが26勝23敗とした。また、ジョコビッチはこれでナダルに対して7連勝だ。

 両者が全仏オープンまでに対戦する機会は今回が最後。あと9日で全仏オープンが開幕する。

「クレーでナダルに勝つというのは、そんなにあることではない。それこそ、毎日起きるようなことではないんだ。テニスにおいて究極の挑戦だとは言わないけれど、すごく大きなチャレンジの一つであることは確か」とジョコビッチ。「これで勢いがつくよ。間違いないね。この大会の残りはもちろん、全仏オープンに向けても大きな自信になる」。

 ジョコビッチはこれでナダルから15セットを連続で奪ったことになる。最近でもっとも接戦だったのは、ナダルが最後に勝った2014年の全仏オープンの決勝だ。

「がっかりはしていない」とナダル。「全体で見れば、僕はいいプレーをしていた。僕は最高の選手を相手に最高のレベルで戦えていたと思うよ」。

ジョコビッチの準決勝の相手は錦織圭(日清食品)となった。錦織とは2週連続での対戦で、今季は4度目となる。いずれもジョコビッチが勝っており、2014年末以来7連勝中だ。

 錦織はドミニク・ティーム(オーストリア)を6-3 7-5で下してベスト4進出を決めた。

 ドローのもう一方ではアンディ・マレー(イギリス)がダビド・ゴファン(ベルギー)を6-1 7-5で下してベスト4に進んでいる。

「今までずっとやってきたことが、今、このサーフェスで生きているんだと思う」とマレー。「一生懸命やってきたんだ。僕はその成果を得られるに相応しいと思うよ」。

 マレーの準決勝の相手は、予選から出場のルカ・プイユ(フランス)となった。プイユはフアン・モナコ(アルゼンチン)が棄権したため不戦勝での勝ち上がりとなった。主催者側は、モナコは左半身に問題を抱えていると発表している。

 今大会では7度の優勝経験を持つナダルと、4度のジョコビッチ。過去11大会は二人が分け合っているということだ。この準々決勝は「早すぎる決勝」と呼ばれていた。

 第1セットを取ったジョコビッチは、大きなガッツポーズをつくった。だが、第2セットの最初のゲームでナダルにブレークされ、コートにラケットを叩きつけていた。

 第2セットを2-1とリードしたナダルだったが、左足に異常を訴えてトレーナーを要求。トレーナーは足首に巻かれたテープを切っていた。

 第2セットのナダルのサービング・フォー・セットでは、ナダルは5本のセットポイントを逃した。そのあとナダルがフォアハンドをミスヒットしてジョコビッチのアドバンテージとなったが、それがこのセットでは初のジョコビッチのブレークポイント。ジョコビッチがそれを取って、試合はイーブンに戻った。

 ナダルは第1セットも先にリードしながらジョコビッチに追いつかれ、逆転で落としていた。

「どちらのセットも、最後まで自分の中で別のギアを探すようにしていた。大事なところでついていけたのが大きいよ。アグレッシブにプレーしてね」とジョコビッチ。「たぶん、僕のほうがナダルより2ポイントくらい多く取っている。この対戦を表すには、それで十分だと思うよ」。

 前週のマドリッドでも決勝に進出していたマレーは、今大会でもまだセットを落としていない。彼は月曜日に発表されるランキングではロジャー・フェデラー(スイス)をふたたび抜き返して2位に浮上する。マレーの相手のプイユは世界52位。ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が腹筋の故障で棄権したため、ラッキールーザーとしての本戦入りだ。(C)AP (テニスデイリー/THE TENNIS DAILY)

Photo: ROME, ITALY - MAY 13: Novak Djokovic of Serbia celebrates winning his match against Rafa Nadal of Spain during day six of the The Internazionali BNL d'Italia 2016 on May 13, 2016 in Rome, Italy. (Photo by Matthew Lewis/Getty Images)

最終更新:5月14日(土)12時10分

THE TENNIS DAILY

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