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【MLB】元DeNAグリエル、ヤンキース入り熱望も…米メディアは「フィットしない」

Full-Count 5月14日(土)15時57分配信

ヤンキース新加入の剛腕守護神にグリエルが「質問を浴びせた」!?

 今年2月にキューバから亡命した元DeNAのユリエスキ・グリエル内野手について、ヤンキースでのプレーを熱望していると、米メデイアが報じている。以前からヤンキースへの憧れを公言していたグリエルについて、今季から名門球団に加入した同じキューバ出身の新守護神、アロルディス・チャップマン投手が語った内容をニュージャージー州最大のニュースサイト「nj.com」が伝えている。

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 記事では、グリエルについて「数百万ドルのメジャー契約をかっさらうであろう次のキューバ人スーパースター」だとして、ヤンキースでのプレーを熱望していると報じている。DeNAを“お騒がせ退団”したキューバ人内野手が、「最近、アロルディス・チャップマンにピンストライプを纏うことについて質問を浴びせた」というのだ。

 グリエルは2014年途中にDeNAに入団。1年目は62試合に出場し、打率.305、11本塁打、30打点の成績を残したものの、翌2015年はキューバの国内リーグに出場後、ケガの治療を理由に再来日を延期。その後、契約違反により契約解除となった。また、弟のルルデスも同時期に故障を理由に来日が延期となり、制限選手の措置が取られ、その後、退団となっていた。

 当初からメジャー入りを希望していたグリエルはDeNA退団後、正当な方法でMLB球団入りすると主張していたものの、今年2月に兄弟揃って亡命したことが報じられた。

チャップマンは絶賛も…「ヤンキースはグリエルにフィットしないように見える」

 即戦力とされる兄ユリエスキの去就は特に大きな注目を浴びているが、記事では「ワッサーマン・メディア・グループの彼らの代理人アダム・カッツは最近、MLBネットワークラジオに対し、兄弟はMLBから球団と交渉する資格が有ると公表されるのを待っている状態だと語った」と説明。さらに「ラジオショーで球団からワッサーマンに事前の興味を示す接触はあったかと問われ、カッツは『もちろん、二人ともたくさんあったよ』と答えている」とも指摘。プレーする環境が整えば、争奪戦に発展することになりそうだ。

 チャップマンは米メディアに対し、グリエルが「たくさん質問してきた」と明かしたという。ただ、「でも、それは当然だよ、キューバの人々はいつもメジャーのレベルはどうか、組織はどうか、と聞くからね。ヤンキースについて質問するのはキューバ人の典型だよ」とも言及。トレーニング施設なども豪華なことで知られるヤンキースが、野球をする上で最高の環境を備えいていると話している。もし、グリエルがチャップマンから同じような話を聞いたのであれば、名門球団への憧れはより強いものになっているかもしれない。

 また、チャップマンはグリエルについて「このレベルでプレーするに必要な全て」を持っている、と話したという。さらに、記事の中で「彼は良いチームメイトだった」とグリエルを称えた上で、「良い選手である上に、良い人間なんだ。彼は我々と時間を分かち合いたがっている」とメジャーでプレーに意欲を見せていることも明かしている。

 一方で、特集では最後に「グリエルの希望に反して、ヤンキースはグリエルにフィットしないように見える」とも指摘。若返りを図るヤンキースが今年32歳となるグリエルを必要とするかは微妙で、正三塁手のチェイス・ヘッドリーが2018年まで契約を残していることにも言及している。

 お騒がせ助っ人として日本を去ったグリエル。しかし、メジャーでの評価は間違いなく高い。本人が望むヤンキースでのプレーは実現するのか、注目が集まる。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5月14日(土)17時14分

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