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故郷熊本で癒やしの歌 金沢の歌手・有明紋さん

北國新聞社 5月14日(土)3時14分配信

 金沢市玉鉾2丁目の歌手有明紋(あや)さん(63)は16日、実家がある熊本県八代市で歌声を披露し、熊本地震で心身ともに疲労がたまっているお年寄りたちの心を和ませる。地震により住宅が全壊した親族がいる有明さんは「故郷に癒やしの歌声を届け、少しでも安らぎを感じてほしい」と意気込み、支援の継続を誓った。

 昨年10月にプロ歌手となった有明さんは、八代市に暮らす母の蓑崎みどりさん(88)ら親族にデビューを伝えておらず、地震前から熊本を訪ねて報告することを計画していた。地震を受け、CD売上金の一部などを義援金として寄付することを決めた。

 有明さんは13日に金沢市を出発し、フェリーを利用して14日に鹿児島県に到着する。15~17日に鹿児島や熊本の養護老人ホームやクリニック、飲食店を回り、デビュー曲「越前みれん」などを母や利用者らに披露する。

 被害が大きい益城(ましき)町には有明さんのおいが住んでおり、住宅が全壊して、今は仮の住居に身を寄せている。有明さんは「これからは熊本の人に思いを寄せながら音楽活動に取り組んでいきたい」と語った。

北國新聞社

最終更新:5月14日(土)3時14分

北國新聞社