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子供歌舞伎、熱気に包まれ お旅まつり開幕

北國新聞社 5月14日(土)3時14分配信

 町衆文化を代表する曳(ひき)山(やま)子供歌舞伎が上演250年を迎えた小松市で13日、本折日吉神社と菟橋(うはし)神社の春季祭礼「お旅まつり」が3日間の日程で開幕した。曳山子供歌舞伎の当番町である材木町と西町で上演が始まり、子供役者が演技する絢爛豪華(けんらんごうか)な曳山の前には大勢の観衆が集まり、歌舞伎のまちは熱気に包まれた。

 材木町は「仮名手本忠臣蔵七段目 一力茶屋」を演じた。敵討ちの計画を隠すため遊郭に出回る大星(おおぼし)由良之助と、遊女や敵方との絶妙な掛け合いに観客が拍手を送った。

 西町の子供役者は「辰巳用水命光輝(いのちのかがやき) 稲葉左近館(いなばさこんやかた)之(の)場(ば)」を披露した。辰巳用水を工事した板屋兵四郎の命をめぐり、検分役や前田利常らとの人情劇が感動を誘った。

 15日までに材木町は8回、西町は10回上演する。14日は市中心部で曳山曳(ひき)揃(ぞろ)えが行われ、メインの八基曳揃えは午後3時半と同6時の昼夜2回となっている。上演前や舞台の合間には記念式典や子供獅子舞、曳山祝い唄の披露が行われる。

北國新聞社

最終更新:5月14日(土)3時14分

北國新聞社