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「この国を戦争国家にしない」 5・15平和行進2500人が集結

沖縄タイムス 5月15日(日)15時31分配信

 3日間の平和行進を締めくくる「復帰44年 5・15平和とくらしを守る県民大会」(5・15平和行進実行委員会、沖縄平和運動センター主催)が15日午後、那覇市の新都心公園で開かれ、晴天の中、行進を終えた約2500人(主催者発表)が集結。憲法改悪や基地の強化・拡大に反対する大会宣言を決議し、辺野古新基地建設に反対していこうと決意を新たにした。
 ことし39回目を迎えた平和行進は、13日にスタート。3日間で県外参加者1200人余りを含む延べ約4500人が、平和への願いを込めて歩を進めた。
 大会で山城博治実行委員長は「灼熱(しゃくねつ)にさらされた厳しい行進になった。無事、結集できたことをうれしく思う」と参加者の労をねぎらった。辺野古の新基地建設に対して「全国の仲間とともに、絶対に再開させない」と力強く訴え、「力を合わせ、この国が再び戦争国家へまい進することをみんなで止めていこう」と呼び掛けた。
 大会宣言には、憲法改悪や日米両政府による米軍・自衛隊基地の強化と拡大に強く反対し、続発する米兵による犯罪への糾弾と日米地位協定の抜本的改正を要求することなどが盛り込まれた。参加者は脱原発社会や世界平和のために闘い抜くことを確認し、連帯の拳を上げた。
 韓国の済州島のカンジョン村で海軍基地建設の反対運動を続けるカン・ムンシンさんは「沖縄の置かれている状況はカンジョン村と似ている。子供たちに愛すべき自然を残していけるように連帯し、共に闘っていく」とエールを送った。

最終更新:5月15日(日)15時31分

沖縄タイムス