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希少なスマトラサイ、赤ちゃん誕生の瞬間 インドネシア

AFPBB News 5月15日(日)8時52分配信

(c)AFPBB News

【5月15日 AFP】インドネシアで12日、絶滅危惧種のスマトラサイのメスの赤ちゃんが生まれた。絶滅の危機から少しだけ遠ざかった。

 当局者によると、赤ちゃんはスマトラ(Sumatra)島西部にある保護区で午前5時40分(日本時間午前7時40分)に生まれた。数時間のうちに歩き始め、母親のお乳を飲み始めたという。

 母親ラトゥ(Ratu)にとって出産は4年ぶり2回目。前回の出産は、アジア地域の繁殖施設において140年以上を経た初の成功例となった。母子ともに状態は良好だ。

 スマトラサイは極めて希少で、その生息数は全世界で約100頭とみられている。そのため、新たな個体の誕生は種の存続に大きな意味を持つ。マレーシアでは昨年、スマトラサイの絶滅が宣言された。

 ラトゥは約10年前、熱帯雨林からさまよい出て、ウェイカンバス国立公園(Way Kambas National Park)のスマトラサイ保護区域に入った。

 繁殖施設でのスマトラサイの出産例は少なく、今回でわずか5例目だ。スマトラサイは現存するサイ5種の中で一番小型だが、妊娠期間は約16か月と非常に長い。

 一部アジア地域では、角が伝統薬の材料として高額で取り引きされているため、スマトラサイは密猟の標的となっている。また、プランテーションの急激な拡大により生息地の破壊も起きている。(c)AFPBB News

最終更新:5月15日(日)8時52分

AFPBB News

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