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決勝はセレナ対キーズのアメリカ勢対決 [ローマ/女子テニス]

THE TENNIS DAILY 5月15日(日)13時0分配信

 イタリア・ローマで開催されている 「BNL イタリア国際」(WTAプレミア5/5月9~15日/賞金総額239万9000ユーロ/クレーコート)。

土居はベグに敗れ、4強入り逃す [BNL イタリア国際]

 土曜日に行われた女子シングルス準決勝2試合は、アメリカ勢がそれぞれ勝ち上がった。

 世界1位のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と21歳のマディソン・キーズ(アメリカ)だ。クレーコートの大会でのアメリカ勢同士の決勝は、セレナが姉のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を決勝で破った2002年の全仏オープン以来のことになる。

 セレナは世界35位のイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)を6-4 6-1で、キーズは第3シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を7-6(5) 6-4で破っての決勝進出だ。

 今大会での最後のアメリカ勢同士の決勝対決は、ビリー ジーン・キングがジュリー・ヘルドマンを下して優勝した1970年まで遡る。

「きっと素晴らしいものになる」とセレナ。「私は、マディソンは偉大なプレーヤーになれる一人だと思っている。彼女にはその潜在能力があるわ。今の彼女はどのサーフェスでもそれを見せている」。

 決勝のアメリカ勢対決が久しぶりというだけではなく、今大会のベスト4に2人のアメリカ勢が勝ち残ったのも、ジェニファー・カプリアティ(アメリカ)がセレナを破った2004年以来のことだった。

「マディソンは毎回よくなっていっている」とセレナ。「アメリカのテニスの将来にとって、彼女のように若い選手が出てきてそれを見られるというのは、ほかの若い選手たちにとってもいいことだと思う」。

 セレナは2014年のモントリオールの大会の準決勝でビーナスに敗れて以来、対アメリカ勢は15連勝中。決勝に限ると、2008年のウィンブルドンでやはりビーナスに敗れたのが最後だ。

「私はビーナスと決勝をプレーするのが大好きなのは確か。なぜなら、お互いのベストが出せていたからこその対戦だから」とセレナ。「ただ、それ以外の相手だと、そうね、こんな答えになるのかしらね。マディソンとスローン(・スティーブンス)をはじめとしたアメリカのみんなは、よくやっていると思う。これは素晴らしいことだと思う。彼女たちを見るのは本当に、本当に素晴らしいことだわ」。

 セレナとキーズは過去2度対戦しており、昨年の全豪オープンの準決勝と全米オープンの4回戦ではいずれもセレナがストレートで勝っている。

「全豪オープンでの第1セットはすごい接戦だった。それに気づいたことが、私が踏ん張れた理由だった」とキーズは言う。

 34歳のセレナは70度目のツアータイトルがかかった決勝だ。対するキーズは2度目の優勝を目指しての戦いになる。

 セレナの優勝は昨年8月のシンシナティ以来ない。今大会では2002年と2013年、14年に優勝している。

 この日、行われた準決勝でのセレナは相手のベグより1本多いアンフォーストエラーがあったが、決して苦戦していたわけではなかった。

 キーズはサービング・フォー・ザ・マッチの場面、30-15となった時点で降雨による5分の中断を乗り越えて、再開後の3ポイント中2ポイントを奪っての勝利だった。

「緊張感を自分でコントロールして、サービスで試合を終わらせられた」とキーズは話している。

 キーズはよりアグレッシブなプレーを見せて29本のウィナーを奪った一方で、ムグルッサは20本だった。

 この日のムグルッサはサービスに苦しんでいて、8度のダブルフォールトをおかしている。(C)AP (テニスデイリー/THE TENNIS DAILY)

Photo: ROME, ITALY - MAY 14: Serena Williams of the United States in action against Irina-Camelia Begu of Romania during day seven of The Internazionali BNL d'Italia 2016 on May 14, 2016 in Rome, Italy. (Photo by Matthew Lewis/Getty Images)

最終更新:5月15日(日)13時0分

THE TENNIS DAILY