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九州高校野球準決勝 糸満惜敗決勝逃す 平安150球粘投実らず

沖縄タイムス 5月16日(月)6時46分配信

 高校野球の春季九州大会(第138回九州大会)は15日、長崎県営球場で準決勝2試合が行われ、沖縄代表の糸満は3-4で福岡大大濠に敗れ、決勝進出を逃した。
 糸満は二回1死一、三塁から大城裕靖のスクイズ、神里尚樹の中前適時打で2点を先制したが、福岡大大濠に二回から五回まで1点ずつ取られ、3-4で惜敗した。3連続完投のエース平安常輝は球が高めに浮き、毎回の12安打、5四死球で4失点だった。
 第1試合は西日本短大付(福岡)が5-4で長崎日大を下した。
 福岡代表同士の対戦となる決勝は16日午前10時、同球場で行われる。

 3季ぶりの決勝進出を狙った糸満は、1点差の逆転負けで一歩及ばなかった。
 3試合連続で先発したエース右腕、平安常輝が毎回の12安打を浴びて8回4失点。二~四回に1点ずつ取られ、3-3で迎えた五回は2死一、二塁の場面で、ここまで2安打の7番浜地真澄に左前打を打たれて勝ち越された。「ボール球でもいいと思ったが、スライダーが甘く入った。うまく当てられた」と悔やんだ。
 福岡大大濠の強力打線は追い込んでからが粘っこく、簡単に空振りが取れなかった。疲れもあり、制球も乱れて5四死球。それでも後半の六~八回は得点圏に走者を背負いながらも無失点。150球の熱投に「セットポジションで間合いを長くしたり、速く投げたりと、打者を見て勝負できた。夏に向けて下半身を鍛えて制球力を上げたい」と前を向いた。
 打線は大会屈指の好投手、浜地から7安打で3得点。四回以降はあと1本が出なかったのが痛かった。二回一、三塁でスリーバントスクイズを決めた7番大城裕靖は「球が伸びてびっくりしたけど、押されないよう当たる瞬間に力を入れた。負けて悔しい。夏は甲子園に行く」と誓った。

■あと1本出ず 糸満・真玉橋治監督
 平安は1イニング1失点に抑え、粘り強かった。序盤はいい形で先制したが、四回以降あと1本が出なかった。大濠打線のような積極性や、追い込まれてからの粘りを身につけたい。

最終更新:5月16日(月)6時46分

沖縄タイムス