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週末に大きく売られた反動もあり、底堅さを確認して堅調な展開

ZUU online 5月16日(月)7時50分配信

おはようございます。今朝は日の出とともに家を出たという感じで、歩いていると大きな太陽が電車区の屋根の間から出てきました。空気はまだ冷たいのですが、夏に向かっているという感じです。株式市場は先週末は冴えない展開となりましたが、やはりという感じで動き出すと上にも下にも大きく動くことが多く、乗りそびれると大変なことになってしまいます。

ただ、大きく下がったものは反発することも多く、逆に大きく上がれば下がるということなのですから、目先の上げ下げに右往左往するよりはしっかりと大きな流れを見ていく方が健全ではないかと思います。慌てず、騒がず、しっかりと大きな方向さえ間違いないようにしたいものです。決算発表も出そろってきましたが、思ったほど悪くないと考えておいて良いのだと思います。

週末の米国株が大きく下落したことから売り先行となりそうです。ただ、小増税延期の話題や懸念された決算発表の集中日も特にサプライズとなるような悪い決算を発表するものも少なく、心配された金融機関の決算でも増配が見られるなど売り急ぐ理由はないように思われます。為替動向に右往左往させられ、目先の先物のまとまった売り買いなどに反応してしまうのでしょうが、週末に大きく売られた反動もあり、底堅さを確認して堅調な展開となりそうです。

16,000円水準を試すほどの売り材料もなく、底堅さは見られそうです。16,500円水準まで回復するかどうかということなのでしょうが、当面は16,500円水準に絡んでの動きとなりそうです。16,000円まで売られることも、17,000円まで買われることもないと思います。

■本日の投資戦略

決算結果が出そろってきて、思ったよりは好調な決算となったという印象でしたが、相変わらず新聞ではかなり悪いというような表現となっています。為替にしても、ここからの米国の利上げと日本の緩和継続を考えればいずれ、方向としては円安にならざると得ないのではないかという気がします。ここから一気に1ドル=115円というようなことは特別なことがない限りありえないのでしょうが、110円程度まではあっさりと戻る場面もあると思います。

企業業績に関しても言われているほど悪くないのでしょうし、ここからマイナス金利効果が出てくるとすれば、案外回復してくるのではないかと思います。銀行も国債の評価益は計上していないようですし、実際には銀行の貸し出し余力はかなりあるものと思われ、ここからM&A(合併・買収)の動き、そのための自社株買いなども盛んになって来そうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:5月16日(月)7時50分

ZUU online