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家庭環境を見直したい!読書への興味が育ちにくい家庭の特徴とは?

ベネッセ 教育情報サイト 5月16日(月)12時0分配信

「子どもを読書好きにしたい」という保護者の願いをよそに、家で読むのは漫画ばかりという子どもは少なくないようです。もちろん、漫画から学べることはたくさんありますが、やはり読書を通して文章を読む力も身につけさせたいものです。子どもになかなか読書習慣がつかない場合、家庭環境を見直す必要があるかもしれません。読書への興味が育ちにくい家庭の特徴をまとめました。

保護者が本を読まない…

保護者が本を読まないのに子どもには読書の習慣をつけたいというのにはムリがあります。そういうご家庭は意外と少なくありません。子どもにとっては、「勉強しなさい」と言われるのと同じ気持ちで、「あー、また言っている」と聞き流しているのかもしれません。

読書に興味をもたない子どもに「なぜ読まないのか」と質問したら、きっと「読みたい本がないから」という答えが返ってくるでしょう。そういう子どもに無理に読書をさせても意味はありません。大人でも、まったく興味のない本を読んでも少しも楽しくないでしょうし、内容が頭に残りませんよね。だから、「読みたい」という気持ちを起こさせることが先決です。

そのためには、やはり保護者自身が読書を通して学んだり、娯楽として楽しんだりする姿を見せることがいちばんです。夕食後、リラックスした雰囲気の中で、両親が読書を楽しんでいれば、「自分も読んでみようかな」という気持ちになるでしょう。まずは家族で読書習慣をつけることからスタートしてはいかがでしょうか。

本棚がない…

保護者が本を読まないということと似ていますが、家の中にたくさんの本がない環境では、読書が日常の行動になりにくいでしょう。本がズラリと並んだ本棚の一角に子ども用のスペースを設けたら、「自分の本を並べてみたい」と、きっと感じるはずです。本棚がないご家庭では、ぜひ設置を検討してください。

書店や図書館にはめったに行かない…

読んでみたい本との出合いの場となるのが、書店や図書館。買い物や外食のついでに書店に寄ったり、定期的に図書館に連れて行ったりすれば、普段、あまり本を読まない子どもでも気になる本が出てくるはず。いったん夢中になれる本に出合えると、「次はこれを読んでみよう」と、どんどん世界が広がっていきます。

もし書店や図書館で退屈しているようなら、少しだけ本を探すのをサポートしましょう。そもそも読書習慣のない子どもは、読書を通して、自分の興味のある分野の知識を広げるという発想がありません。そこで、例えば野球少年に野球を題材とした小説を紹介したり、政治に興味をもち始めた子どもに児童向けに政治を解説した本を見せたりすると、「へー、こんな本もあったんだ」と新たな発見になって「読んでみよう」という気持ちになるかもしれません。あくまでも「こんな本もあるよ」と紹介する程度にとどめ、「この本を読ませよう」と誘導しないようにしましょう。

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最終更新:5月16日(月)12時0分

ベネッセ 教育情報サイト