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輸出増へ品目ごと事例集 鮮度保持技術を紹介 農水省

日本農業新聞 5月16日(月)12時30分配信

 農水省は、農林水産物の輸出拡大に向けて、鮮度保持技術に関する事例集をまとめた。イチゴ、メロンなどの品目を日持ちする期間別に輸送方法を紹介する。国産の強みである高品質を、輸送中も保つことが重要になる一方で、コスト削減には時間がかかる輸送手段を選ぶこともあることから、事業者が最適な鮮度保持技術を選べるようにした。

 事例集は、関係省庁や物流業者などでつくる輸出戦略実行委員会の物流部会でまとめた。

 最適な条件で管理した場合の日持ち日数を、(1)14日以内(イチゴやトマトなど)(2)30日以内(メロン、スイカなど)(3)31日以上(サツマイモなど)――に分類。鮮度が特に求められるイチゴは、航空便を使う。包装は国内向けと同じだが、国内向けとは違い平積みすることを記載している。

 一方、日持ち日数がある程度長い品目は、輸送コストを削減する理由から船舶を使うことが多く、さらにロットをまとめるため複数品目を混載することがある。

 こうした事例では、果実が熟す原因になるエチレンの吸着フィルターをコンテナに付けることなどを紹介している。事例ごとに、出荷から搬入までの流れを図式化し、販売価格に占める物流コストも載せている。農水省は「初めて取り組む事業者も分かりやすく説明した」(輸出促進課)とアピールする。

 鮮度技術別に、コンテナ内でエチレンガスを分解・除去する技術や結露を防止するシートなども紹介。鮮度を保つフィルムや梱包(こんぽう)材資材などを紹介する事業者も紹介した。

日本農業新聞

最終更新:5月16日(月)12時30分

日本農業新聞

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