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セレナがキーズを倒してツアー通算70勝目 [ローマ/女子テニス]

THE TENNIS DAILY 5月16日(月)11時23分配信

 イタリア・ローマで開催された 「BNL イタリア国際」(WTAプレミア5/5月9~15日/賞金総額239万9000ユーロ/クレーコート)。

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 日曜日に行われた決勝はアメリカ勢対決となり、世界1位のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がマディソン・キーズ(アメリカ)を7-6(5) 6-3で下して、昨年8月以来9ヵ月ぶりとなる優勝を飾った。

 セレナは8月のシンシナティの大会以来の優勝だ。その1ヵ月後には全米オープン準決勝で、年間グランドスラムの達成をロベルタ・ビンチ(イタリア)に阻まれていた。

「すごくいい気分」と久しぶりのタイトル獲得について話したセレナ。「毎週プレーしているわけではないからどう見えるかはわからないけど、タイトルを獲れたことはすごくいい気分。特にクレーコートでね」。

 セレナにとっては前年優勝した全仏オープンに向けて、今大会で4度目の優勝を果たしたことになる。

「すごく調子がいいと感じている。だから(全仏オープンが)本当に楽しみ」とセレナ。彼女は今年のパリでは年間グランドスラムについて聞かれないだろうと話している。「間違いなくより落ち着いた気持ちでいけるし、勝たないといけないというストレスもないと思う」。

 アメリカ勢同士のクレーコート大会での決勝は、セレナとビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が対戦した2002年の全仏オープン以来だった。

 セレナは試合後ネットごしにキーズに対して、いずれナンバーワンになれると話しかけたという。

「すごく恐縮した」と21歳のキーズ。「でも、彼女からそう言われることはいつでも素晴らしい。そういう言葉を聞くと、もっと一生懸命頑張っていかないといけないと思わされる」。

 今大会でのアメリカ勢の決勝対決は、ビリー ジーン・キングがジュリー・ヘルドマンを破った1970年以来だった。

 今大会の記録ではセレナの4度目の優勝は、コンチタ・マルチネス(スペイン)、ガブリエラ・サバティーニ(アルゼンチン)に並ぶもので、女子最多はクリス・エバート(アメリカ)の5度、男子最多はラファエル・ナダル(スペイン)が7度優勝の記録を持っている。

 セレナにとっては通算で70度目のツアータイトルだった。

 キーズにとっては最大の決勝だった。昨年の彼女は全豪オープンのベスト4、ウィンブルドンのベスト8を含め、4つのグランドスラムでそれぞれ自己最高成績を残していた。

 最初のゲームでのキーズはセレナのサービスゲームをラブゲームで破り、最初の自分のサービスゲームでは6本のサービスエースを記録するなどして3-1とリードした。

 だが、セレナはより攻撃的にプレーし始めた一方で、キーズは2度のダブルフォールトでセレナにブレークバックを献上。3-3とイーブンに戻された。

 タイブレークは、セレナが試合を支配した。セレナはフォアハンドのクロスを決めてキーズはこれを返せず、最後はセレナのビッグサービスに対してキーズのリターンがワイドに外れた。

 第1セットを奪ったセレナは拳を突き上げて、「Come on!」と叫んでいた。

 第2セットでは5-2で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチでブレークを許したのが唯一のビンチだったが、セレナは次のゲームですぐに試合を終わらせた。今大会のセレナは失セットゼロでの優勝だった。

 セレナは13本しかウィナーを奪えず、一方のキーズは17本。だが、アンフォーストエラーはセレナの24本に対してキーズは32本だった。また、6度あったブレークポイントのうち5度を生かしての勝利だった。(C)AP (テニスデイリー/THE TENNIS DAILY)

Photo: ROME, ITALY - MAY 15: Serana Williams of the United States pictured with the trophy after winning against Madison Keys of the United States during the Womens Singles Finalduring day eight of The Internazionali BNL d'Italia 2016 on May 15, 2016 in Rome, Italy. (Photo by Matthew Lewis/Getty Images)

最終更新:5月16日(月)11時23分

THE TENNIS DAILY