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世界に平和と安全を。国連組織で活躍する女性セレブたち

ELLE ONLINE 5月16日(月)20時59分配信

今月2日、国連の新たな親善大使に任命された女優のケイト・ブランシェット。就任スピーチでは現在、喫緊の課題となっている難民問題について触れ、彼らに寄り添い、責任を皆で分かち合い、共感を持って生きていこうと訴え、沢山の感動を呼んだ。地位や名声を得た者には果たすべき社会的責任がある、という道徳観を“ノブレス・オブリージュ”と言うが、ここで紹介する女性セレブたちは単なる義務感からではなく、世界をより良い方向へと変えていくために自ら進み出た人々だ。その力強く、やさしさと思いやりに満ちあふれた姿は、あなたの生き方の参考になるかもしれない。

アンジェリーナ・ジョリー・ピット/UNHCR特使

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使として10年間精力的に活動した後、2012年にUNHCR特使に就任した女優のアンジェリーナ・ジョリー。これまでに世界中の40カ所に足を運び、国内避難民や難民の窮状を訴えてきた。現在は特使としてUNHCRの外交的役割を担い、全世界的な難民問題の解決に貢献しており、なかでも多くの難民を生みだすような大規模な人道危機と向き合うことに注力している。

ニコール・キッドマン/UN Women親善大使

2006年、UN Women(ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関)の親善大使に任命された女優のニコール・キッドマン。彼女の活動は主に、世界中での女性の人権侵害に関する意識を高めることであり、特に女性に対する暴力について注目している。UN Womenでは毎月25日を「オレンジ・デー」として、女性への暴力について関心を高め、その防止に取り組む「Say NO-UNiTE To End Violence Against Women」(=ノーと言おうー女性に対する暴力根絶のために団結しよう)キャンペーンを行っており、彼女はそのスポークス・パーソンを務める。

エマ・ワトソン/UN Women親善大使

2014年にUN Womenの親善大使に任命されたエマ・ワトソンは、若い女性のエンパワーメントに精力的に取り組んでいる。彼女はジェンダー間の平等を推進する「HeForShe」キャンペーンの支持者である。2014年9月、当時24歳だったエマは国連本部で力強いスピーチを行い、人々が前へと進み出て、声を上げ、“彼女”のための“彼”になるよう呼びかけた。そのときの結びの言葉は今も我々を奮い立たせてくれる。「自分自身に問いかけてください。自分でなければ、誰が? 今でなければ、いつ?と」

パチャラキティヤパー・タイ王国王女/UN Women親善大使

タイ王国のパチャラキティヤパー・マヒドン王女は2008年にUN Womenの親善大使に任命された。以来、彼女はタイにおけるUN Womenの知名度を高め、女性への暴力をなくすための運動にさまざまなステークホルダーを引きこむことに成功している。彼女の献身的な働きによって、タイではUN Womenのグローバル・キャンペーン「Say NO To Violence Against Women」(=女性に対する暴力にノーと言おう)に300万人もの署名が集まった。
(Translation & Text: Naoko Ogata)

from UK版エル

最終更新:5月16日(月)20時59分

ELLE ONLINE