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広島、敵地で負け越しも…若手カルテットが先発で奮闘、収穫ある6連戦に

Full-Count 5月16日(月)16時20分配信

黒田や福井が登録抹消の中、ゲーム差なしの3位に踏みとどまった広島

 広島は先週のビジター6連戦を2勝3敗1分。先発ローテーションが壊滅状態の中で、若手の投手陣が踏ん張り、なんとか2位中日とゲーム差なしの3位に踏みとどまっている。

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 開幕ローテからルーキーの横山、今季、飛躍が期待された福井が不振で2軍落ち。日米通算200勝にあと3勝と迫る黒田も7日のDeNA戦の後、頸部の神経根症と右肩痛のため出場選手登録を抹消された。週末のローテを担っていたこの3人がそろって離脱。ローテ6人のうち実績があるのはジョンソン、野村だけで、残りの4投手の顔ぶれは―。

 昨年未勝利・九里(3年目・通算2勝7敗)。今季1度も先発していない戸田(5年目・通算8勝7敗)。1軍再昇格したばかりのドラフト1位ルーキー岡田(通算1敗)。そして今季初登板の中村恭(6年目・通算1勝8敗)。4人合わせても通算11勝というラインナップだった。

4人全員がQS、黒田も最短で18日に復帰へ

 それでも、この4投手全員がゲームをしっかりと作ってみせた。12日に投げた九里はヤクルトの強力打線に対して6回1失点。直球は140キロそこそこながら、強気に内角を攻めて好投した。13日の中日戦に先発した戸田も自己最長の6回2/3を3失点。左腕から140キロ台中盤の数字をマークするなど、自己最多109球の熱投だった。

 そして14日の岡田も6回3安打2失点で、わずか1死しか取れずに6失点KOをくらった前回登板の悪夢を払拭することに成功。15日に1年ぶりの先発を果たした中村恭も課題の制球面が安定し、7回2/3を3失点と役割を果たした。終わってみれば、不安視された4人全員がクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以下)を決めてみせたのだ。

 黒田は最短なら18日にも出場選手登録される。若手カルテットのうち1人が先発を外れることになるが、それぞれがつかんだ自信は大きいはず。負け越したが、カープにとっても収穫のあった6連戦だった。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5月16日(月)18時47分

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