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関西クラブ・ジャズの名パーティが20周年

Lmaga.jp 5月16日(月)18時0分配信

96年春に沖野修也・好洋兄弟を中心とするDJユニット・Kyoto Jazz Massiveが、大阪・中崎町にある「NOON」(当時はClub Dawn)でスタートしたイベント『Freedom Time』。今年で20周年を迎え、それを記念したアニバーサリーパーティーが5月21日に開催される。

このイベントは、アシッド・ジャズ・ブームを経てクラブ・ジャズがより幅広く認知された時期に始まり、ジャイルス・ピーターソンを筆頭とするロンドン勢はもちろんのこと、ドイツのジャザノヴァらを中心としたユーロ・ジャズ勢の活性化、フューチャー・ジャズや近年に一部で再評価の気運も高まるブロークン・ビーツなどの隆盛、2000年代後半にはSOIL&"PIMP"SESSIONSやquasimodeなども盛んに出演するなど、常に国内外のクラブ・ジャズの最先端の動きをリアルに関西の音楽シーンに伝え続ける名パーティーとして、その功績はあまりにも大きい。

最近は風営法による取り締まりの厳格化の煽りを受けて、他のクラブに場所を移して存続してきた『Freedom Time』だが、20周年の節目を飾る今回は、3月末からクラブ営業を本格的に再開させた古巣の「NOON」に戻っての開催が実現。スペシャル・ゲストとして海外から、ジャザノヴァとともに洒脱なサウンドでドイツ発のクラブ・ジャズをリードし続けてきたライナー・トゥルービーが実に13年ぶり(来日自体も9年ぶり)となる出演を果たすのをはじめ、ライブイベント『dot jp』との共同開催で国内の気鋭のバンドやDJも多数登場。ダンス・ミュージックとジャズの境界線が再びあらゆる方向から注目を高めつつある今に、改めてフィジカルに楽しみたい。

文/吉本秀純

最終更新:5月16日(月)18時0分

Lmaga.jp