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大卒ドラ1組が次々に一軍デビューも…苦しい投球が続く日本ハム・上原

ベースボールキング 5月16日(月)10時0分配信

「今年の新人は、即戦力が多く当たり年だ」

 シーズン開幕前から、各チームの首脳陣、評論家、メディア、ファンの間で話題になっており、事実開幕してからもその前評判を覆すことない活躍を見せるルーキー達が多い。

 特にドラフト1位組の中でも大卒組は、高山俊(阪神)を筆頭に、吉田正尚(オリックス)、原樹理(ヤクルト)、開幕から一軍出場を果たし、定着している選手もいる。桜井俊貴(巨人)、岡田明丈(広島)も、一軍での登板で勝利こそならなかったが、既にデビューを果たし、今後に期待が持てる。

 高校生組も、高橋純平(ソフトバンク)は、故障により慎重に調整を行なってきたが、近日中に実戦初登板の声も聞かれる。また、オコエ瑠偉(楽天)、平沢大河(ロッテ)は、一軍デビューを果たした。高卒ルーキーで、春先に一軍デビューを飾るところは、さすが「当たり年」にふさわしい器を感じさせる。

 そんな中、大卒ドラフト1位の中で、一軍デビューを果たせていない選手がいる。上原健太(日本ハム)だ。

 二軍戦に4試合に登板し、0勝1敗、防御率13.50。8イニングを投げて奪三振はわずかに3と、本来の能力を発揮できていない。上原は、190センチ85キロ、MAX150キロ越えの速球が持ち味の大型本格左腕として入団した。

 大型ながら50メートルを5秒台で走り抜く身体能力には、六大学時代から定評がある。しかし、周囲からは、上原のプロ入りしてからの状況を不安視する声もあった。

 上原は、大学2年時には、150キロ越えのストレートを連発していたが、徐々に球速が落ち、4年時には、130キロ台のストレートが目立ち始めた。最後の秋季リーグも2勝1敗、防御率3.15は、リーグで7位に留まった。

 日本ハムの慢性的な左腕不足という状況にあって、上原にかかる期待は大きい。次々に一軍デビューを果たす、同じ「当たり年」のドラフト1位組を見て、焦る気持ちもあるかもしれないが、まだまだ1年目。

 じっくりとファームで結果を残し、あの豪快な150キロ越えの直球を取り戻し、北海道のファンを歓喜させたいところだ。

BASEBALL KING

最終更新:5月16日(月)10時0分

ベースボールキング

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