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大神輿9年ぶり勇壮 お旅まつり、千秋楽も熱く

北國新聞社 5月16日(月)2時52分配信

 お旅まつり最終日の15日、小松市本折町の本折日吉神社の「神輿渡御(とぎょ)」が行われ、大神輿(おおみこし)が9年ぶりに街中を巡った。近年は担ぎ手不足から小さな神輿で巡行していたが、曳山(ひきやま)子供歌舞伎250年記念に企画し、担ぎ手を集めた。女神輿の渡御も初めて行われ、威勢のいい掛け声に合わせて上下に揺れる2基の神輿に氏子らが歓声を上げた。

 大神輿は重さ約2・5トンで、市文化財に指定されている。1974(昭和49)年から担ぎ手が減少したため、重さ約800キロの小型の神輿を渡御で使うことが多くなっていた。

 15日は各氏子町の若衆や航空自衛隊小松基地の隊員ら約50人が担ぎ手として参加し、青空の下、大神輿を担いで氏子町内を巡った。「わっしょい」と勇ましい掛け声とともに大神輿が揺らされると、迫力ある姿に氏子や観光客が見入った。

 岩倉清光奉賛会長は「氏子の皆さんに喜んでもらえてうれしい。大神輿の勇ましい姿を見せられてよかった」と話した。

 同神社が担ぎ手を募った女神輿の渡御では、氏子町の内外から集まった女性20人が小型の神輿を担いで、大神輿とともに勇ましく町を練った。

 2006(平成18)年から始まった女神輿は例年、まつり開幕前の神渡し式で巡行しており、まつり期間中の渡御は曳山250年を記念して初めて行われた。そろいの法被姿の女性担ぎ手は、男性が担ぐ大神輿に負けじと大きな声を上げて何度も神輿を上下に揺らした。

 菟橋(うはし)神社の神輿渡御も行われ、大当番の細工町の氏子ら約60人が神輿を担いで勇壮に氏子町内を練り歩いた。小松市役所前を出発し、小松高にある小松城の「菟御門(うさぎごもん)」跡地で祈願祭を営み、小松の安寧と繁栄を祈った。

北國新聞社

最終更新:5月16日(月)2時52分

北國新聞社