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熊本地震から1か月。大林千茱萸監督が被災地に寄せる思いとは?/埼玉

Webマガジン コロカル 5月16日(月)15時0分配信

コロカルニュースvol.1680

2016年5月14日で、熊本地震から1か月がたちました。被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げるとともに、一刻も早く安心して過ごせる日が戻りますよう、お祈り致します。

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今月、映画作家の大林宣彦さんの長女で料理家としても活躍する大林千茱萸(ちぐみ)監督が、熊本を訪ねました。以前、大分県臼杵市の有機農業の取り組みを追ったドキュメンタリー映画『100年ごはん』を撮るために、4年間現地へ通った大林さん。

今回の訪問ではたくさんの方に会ったそうですが、危険度判定で使用可能と診断された家屋でも、一歩なかに入ると「ひと月たってもこれほど……」と言葉を失ったといいます。大林さんから、現地の様子を伝えるメッセージをいただきました。

「5月9日~11日まで、熊本市益城町から水俣、芦北へ、被災された農家さんのところへ収穫のお手伝いに行ってきました。また、友人一同からお預かりした支援金を上映会でお世話になった皆さんへお渡ししてきました。熊本では、震災からひと月がたち、野外の避難所がたたまれても、避難者の皆さんが安心して家に帰れず、車中で寝ている現実を目の当たりにしました。

皆さんと話し、作業をしながら感じたのは、自分ができることは猫の手ほどのことかも知れませんが、微力ではあるけれど、無力じゃない。ひとりひとりが『出来ること』をもち寄り、一歩一歩を積み重ねてゆくことが力になるということ。はじめの1歩は100歩分の力を必要とするけれど、すべての歩みに無駄はなく、未来につながる。熊本で起きていることは決して他人事ではなく、みんなの自分ごと。応援活動を続けます」

現地には、まだ避難所やテント、車中に暮らしている方が大勢いるといいます。コロカルニュースでは、ひき続き熊本地震を支援するためにできる活動や、各地での取り組みなどの情報をお伝えしていきます。

5月22日(日)は、埼玉県の熊谷にて、大林さんの映画も上映される熊本大分震災復興イベント〈“LOST & FOUND / 100 YEARS FOODS” OUTSTANDINGIN THE NEWLAND〉が開催されます。

当日は映画『100年ごはん』の上映会と、福岡県うきは市にあるハムファクトリー〈リバーワイルド〉のいちご豚を使用したバーベキューを開催。売上金の一部は熊本大分震災復興のための義援金として送られ、また、会場に募金箱が設置され、寄付を募ります。

映画『100年ごはん』は、臼杵土づくりセンターをはじめとする臼杵市の取り組みを追いかけた65分のドキュメンタリー。自然と共生し、豊かな食文化を未来につなげていこうとする取り組みがていねいに描かれています。

大林さんが大切にしているのは、映画の世界を五感で感じてもらうこと。今回は臼杵市から生産者の方をお招きし、みんなで語らい、映画と食事を楽しみます。

メニューは、臼杵産ほんまもん農産物や大分の有機野菜を使ったカレーと、臼杵生姜ジンジャーエールまたは福岡うきは明司農園の桃ソーダ。化学合成農薬不使用・化学肥料不使用の野菜づくりを推進する臼杵市で育った野菜のおいしさを味わえます。

上映会は午前11時と午後12時30分から、2回にわたり開催。

夜には〈RIVERWILD ROCK'N'ROLL BBQ 番外編 ONEWAY NIGHT〉と題したバーベキューが開催されます。

バーベキューの主役は福岡県うきは市にあるハムファクトリー〈リバーワイルド〉の「いちご豚」。いちご豚とは、無農薬いちごの栽培に取り組む〈山下農園〉の規格外のいちごを食べて育った豚なのだとか。肉質が柔らかで、福岡でも注目されている食材なのだそうです。こちらは大人3,500円、子ども2,000円。昼も夜も楽しみたい方には、上映会とセットになった共通チケット(大人5,000円 子ども3,000円)もあります。

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最終更新:5月16日(月)15時0分

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