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“バラの街”をアピール 東京・荒川区で即売会など催し

THE PAGE 5月17日(火)21時20分配信

THE PAGE

 東京・荒川区がバラの街であることをPRする「あらかわバラの市」が、5月14日に同区の町屋駅前で開催された。

 荒川区の都電沿線には美しいバラが植えられている。シーズンになると、沿線は赤や白や黄のバラが咲き誇る。

 都電沿線にバラを植栽する事業は、もともと荒川区が区の緑化政策として開始した。2003(平成15)年には、区民有志によるボランティアグループ「荒川バラの会」が発足。「荒川バラの会」は剪定や除草、花壇の清掃などを定期的におこない、都電沿線のバラは荒川区が誇る名物になった。

 今回で8回目となる「あらかわバラの市」では、3つの会場でバラの即売会がおこなわれて、沿線に植えられているバラ「ピース」「ハーモニー」「ロココ」など6000鉢が販売された。都電沿線脇に設けられたステージではバラの育て方講習会やサクソンフォンカルテット演奏会などが催され、薔薇茶やバラ風味の洋菓子などが味わえるローズカフェ、バラと都電の関連グッズも販売された。

 町屋には都電のほか成田空港にアクセスする京成電鉄の駅もある。京成はグループ会社にバラ園を運営している会社があり、バラとも関連の深い。今回のバラ市でもグループ会社の京成バラ園芸がバラの直販コーナーを出店し、多くの人たちがお目当てのバラを買い求めていた。

 バラが名物になりつつある荒川区は、協働事業として「街なか花壇」の推進に力を入れている。同事業は、区民が主体になって公園や道路などに設置した花壇を手入れし、花や緑に親しんでもらうことを目的としている。参加者は2014年3月末日の時点で700人、花壇の設置数は74を超えているという。

 あらかわバラの市に合わせて、都電荒川線でもバラの造花やシールで飾りつけされた「都電バラ号」が5月31日まで運行する予定。

(小川裕夫=フリーランスライター)

最終更新:5月17日(火)21時20分

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