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南シナ海で密漁の中国大陸船、船主らを起訴=台湾・高雄地検

中央社フォーカス台湾 5月17日(火)15時43分配信

(高雄 17日 中央社)南シナ海・東沙(プラタス)諸島の東沙島沖でサンゴなどを密漁していたとして逮捕した中国大陸籍漁船の船員について、高雄地方法院検察署は17日、船主と船長を起訴したと発表した。

東沙島沖への大陸籍漁船の不法侵入で取り調べが行われたのは今回が初めてで、両岸(台湾と中国大陸)双方で注目を集めていた。

船主らは3月下旬に東沙島の南9カイリ(約17キロ)の海上で、海岸巡防署(海上保安庁に相当)の巡視船による立ち入り検査を受け、39人の船員と共に逮捕されていた。この際、15トンのサンゴ、貝類なども押収されている。

取り調べにあたった検察官の一人は、船長と船主は中国大陸で漁民を集め、わが国の領海に不法侵入したと指摘。その上で特定のサンゴを大量に採取し、周辺海域の生態系を破壊したとして、厳罰を科すよう求めた。一方、他の船員は不起訴処分となり、大陸への送還が決まった。

政府は東沙を含む南沙、西沙(パラセル)、中沙各諸島と周辺海域は、中華民国(台湾)固有の領土、領海であると主張している。

(陳朝福/編集:杉野浩司)

最終更新:5月17日(火)15時43分

中央社フォーカス台湾