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男の子は戦いごっこが大好き!「戦いごっこ」でどんな力が育つ?

ベネッセ 教育情報サイト 5月17日(火)10時0分配信

年中から年長くらいの男の子は戦いごっこが大好き。おとなしい子どもでも、突然、闘争本能が目覚めたかのように戦いごっこが好きになることが珍しくありません。危なっかしい行動もあるため、あまりよく思わない保護者のかたもいるかもしれませんが、戦いごっこを通して育つ力もあります。ときには悪者になりきって一緒に遊んであげてはいかがでしょうか。

戦いごっこを通して、こんな力が伸びる!

大好きなヒーローになりきってポーズを決める男の子の姿はなかなかほほえましいもの。この年頃の男の子は戦いごっこを通して、いったいどんな力を身につけるのでしょうか。

◆友だちと協調して遊ぶ力が育つ
戦いごっこは一人ではできませんよね。さらに自分勝手に振る舞うと、相手がつまらなくなって遊んでくれなくなるので、よい具合に互角の戦いをくり広げる必要があります。そういうことを子どもなりに理解して、順番にヒーロー役になったり、「やられた!」とオーバーアクションで倒されて相手を喜ばせたり、友だちと協力して遊びをつくり上げていく過程で、相手の気持ちを考えて協調する力が徐々に育っていきます。

また、自分より小さい子どもと遊ぶとき、率先して悪者役になって喜ばせる姿を見せてくれることもあります。戦いごっこはケンカなどのトラブルにつながらないかと心配かもしれませんが、逆に相手を思いやる心が育つことも多いのです。

◆力加減を理解する
子犬や子猫がじゃれ合うように、子どもも相手と体をぶつけ合うことを通して、「ここまでは大丈夫だ」「これはやりすぎだ」といった力加減を学んでいきます。だから戦いごっこで興奮しても、固いもので思いきり叩くようなことはしません。それをしたら遊びが成立しなくなることをわかっているのです。大人からすると、「ケガをしないかしら(させないかしら)」と心配になりますが、目に余る行動をしない限り、子どもを信頼して見守ることも大切にしてください。

◆創造力が豊かになる
戦いごっこをおもしろくするためには「演出」が必要です。例えば、いったん相手の技を受けてから復活したり、必殺技は残しておいたり、最後に強い悪者が登場したり……。年齢が上がるにつれて筋書きは凝ったものになっていきます。テレビのヒーローものなどをヒントにしているのでしょうが、どうすれば遊びが楽しくなるかを子どもなりに考えて演出する姿には感心させらます。こうした創意工夫を通して、創造力が育っていくに違いありません。

◆「正義は勝つ」という価値観が身につく
子どもの戦いごっこでは、基本的に正義の味方が勝利します。悪者は最後には倒されるという価値観をもつことは、この時期の子どもにとって大切なことかもしれません。

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最終更新:5月17日(火)10時0分

ベネッセ 教育情報サイト