ここから本文です

殺人現場の豪邸、1111万円で落札 不動産業者「相場は5千万。もったいない」 千葉市公売で注目

千葉日報オンライン 5月17日(火)19時28分配信

 「殺人事件が発生した物件です」―。

 千葉市がヤフージャパンの官公庁オークションに出品していた千葉市緑区あすみが丘6の物件の落札者が17日、決定した。「事故物件」情報を記載し、相場より安い見積金額756万円で出品したが、落札金額はそれを上回る1111万1100円。落札者は「なかなか手に入らない物件。直して生かさないともったいない」と話す。

 物件は、邸宅が延べ床面積約308平方メートルの木造2階建てで、敷地面積約527平方メートル。高級住宅街の一画にある洋館風の瀟洒(しょうしゃ)な建物だが、2014年1月、この家の男性=当時(55)=が何者かに刺され死亡する殺人事件があった。

 市納税管理課によると、市税などの滞納処分で差し押さえ、インターネット公売で今月10~17日に入札を行ったところ、応札者は1件。落札した市内の不動産業(不動産競売流通協会会員)の男性(50)は「相場は5千万円ぐらい」と評価し、「シェアハウスやセカンドハウス、セミナーなど特定の人が利用するようなもの、東京五輪に向けた宿泊所も考えている」と話している。

最終更新:5月17日(火)20時13分

千葉日報オンライン