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元G辻内崇伸氏、選手指導への思い「現役に後悔ある分、バンバン言ってる」

Full-Count 5月17日(火)9時53分配信

現在は若手育成に特化した「レイア」でコーチ、「面白いことのほうが多い」

 かつて大阪桐蔭高のエースとして甲子園を沸かせた辻内崇伸氏。巨人に所属した8年間はケガに泣かされ、1軍での登板機会がないまま、2013年に現役を引退した。

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 一時は一般会社への就職を決めていたが、女子プロ野球からオファーを受け、指導者の世界に飛び込んだ。14年から2年間は「埼玉アストライア」で投手コーチを務め、今年からは若手育成に特化した「レイア」に移り、仙台で指導にあたっている。女子プロ野球の指導者として3年目を迎えた辻内氏に、指導者としての現状、今後のプランなどを語ってもらった。

――今年からレイアに“移籍”という形になりました。女子プロ野球以外の選択肢は考えたのですか?

「一度、女子プロ野球の世界に入りましたし、まだ3年目なので。1、2年で終わったら意味がないですから。女子プロ野球の発展に貢献したい気持ちは強いですね」

――レイアに所属しているのは20歳以下の選手。若い選手を指導する難しさもあるのでは?

「そうですね。もちろん大変な面もありますけど、面白いことのほうが多いですね。今の子は大きい。身長が177、8センチある選手もいるんです。育成がメインのチームなので、素材がいい選手を入団テストで獲ってくるんです。まだ若いのでカバーリングなど基本的な動きはこれから鍛えないといけませんが、パワーがあるとか、一芸に優れた子が多いですね」

選手は当初の「さん」付けから呼び捨てに、「余裕で慣れました」

――現役を引退してからすぐに指導者となりました。コーチとして勉強することが多かったのではないですか?

「本当に一からの勉強でしたね。他球団の監督やコーチの方から、キャッチャーフライのノックの打ち方、人に対する怒り方、投手の指導も含めて色々学びました。ほかにもランナーコーチャーの役割とか……。もう最初は何も分からなくて大変でしたね」

――女子プロ野球のコーチになりたての頃は、選手を「さん」付けで呼ぶのか、呼び捨てで呼ぶのか迷っていました。今はどうですか?

「余裕で慣れましたね。去年から呼び捨てです。『さん』付けは距離を感じてしまうし、良くないなと思って。でも名前ではなく、名字で呼ぶようにしています。変に気を遣わなくていいですからね」

――シーズンオフには、鹿屋体育大で勉強をされたそうですね。具体的にどのようなことを学んだのですか?

「鹿屋で勉強したのは、球速が速い選手は、なぜ球速が出るのかということ。もちろん身長も大事ですけど、踏み込む足が着地するときに“バーン”と速い人ほど、速い球が投げられるという研究結果が出ているんです。女子プロ野球ではこれまで、MAXが126キロなので、130キロを出すのが目標なんです。だから今は踏み込む足を意識させて練習させています」

――巨人では8年間プロ野球選手として過ごしました。指導する時に生きている経験はありますか?

「巨人在籍時にはプエルトリコやハワイ、ほかにもアリゾナなど、色々な場所のリーグに行かせてもらいました。だから変な知識はいっぱいあるんです(笑)。例えば変化球を覚えさせるのにも、日本式だけではなくて、『外国人はこうやっていたよ』とか、アメリカ式をアドバイスしたりすることもあります。そういう引き出しはあるかもしれないですね。現役時代は本当に色んな方にお世話になったので……」

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最終更新:5月17日(火)11時38分

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