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静岡らしい電車を車庫で公開 「トレインフェスタ」にあわせ 静岡鉄道

乗りものニュース 5月17日(火)12時0分配信

「まる子」と「お茶」

 静岡鉄道が2016年5月14日(土)と15日(日)、長沼車庫(静岡市葵区)を一般に公開しました。その2日間、同車庫付近で開催された大型の鉄道イベント「グランシップ トレインフェスタ 2016」の「サテライト会場」として、実施されたものです。

【写真で見る静岡鉄道長沼車庫】

 展示車両は、静岡が舞台のアニメ『ちびまる子ちゃん』のラッピングが施された1000形電車と、電動貨車のデワ1形、そして最新電車であるA3000形の3種類。『ちびまる子ちゃん』ラッピング電車は、一部の車内放送をその主人公である「まる子」が担当。車内にはキャラクターたちの装飾が施されています。

 電動貨車デワ1形は、1926(大正15)年の製造。現在は使われていない車両ですが、かつてはお茶を清水港へ運んでいたという、『ちびまる子ちゃん』電車と同様に“静岡らしい”車両です。ちなみにお茶を運んだ帰り道は、発電所で使う石炭を港から運んでいたといいます。

虹の向こうに富士山がそびえている電車

 A3000形は、静岡鉄道でおよそ40年ぶりになる新型電車。2016年3月24日に最初の編成がデビューしたばかりの、やはり“静岡らしい”車両です。今後、あわせて12編成が製造される予定ですが、そのうち7編成は「静岡レインボートレインズ」として、静岡市にちなんだ7色を身にまとって登場します。

 このたび展示された1編成目の色は「Clear Blue(クリアブルー)」。静岡鉄道によると日本、そして静岡を象徴する「富士山」をモチーフに、「安心」「誠実」をイメージしたとのこと。

 A3000形の車内へ入ると、中づり広告が凝ったものになっていました。その一部が切り抜かれ、空中に並ぶ虹の向こうに富士山がそびえるというもの。普段、この電車は一般的な中づり広告を掲示して走っているそうですが、イベントに合わせて入れ替えたといいます。

 ちなみに、A3000形「静岡レインボートレインズ」に使われる7色は、登場済みの「Clear Blue」と「Passion Red」「Pretty Pink」「Brilliant Orange Yellow」「Fresh Green」「Natural Green」、そして「Elegant Blue」。静岡鉄道が創業100周年を迎える2019年度に、「7色の電車」が出そろう予定です。

恵 知仁(鉄道ライター)

最終更新:5月17日(火)12時9分

乗りものニュース