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“ロールバー装備”のモータースポーツ向けロードスター「NR-A」の実燃費を測ってみた【燃費レポート】

オートックワン 5月17日(火)17時31分配信

今回の燃費レポートではワンメイクレースのベース車両「NR-A」を起用

今回の燃費テストではロードスター NR-A(JC08モード燃費17.2km/L)を起用。

ビルシュタインにロールバー、街中でもサーキットでも「走る歓び」を味わえるマツダ ロードスター「NR-A」 [画像78枚]

NR-Aは、ベーシックなSグレードの装備内容に「LSD」「車高調整式ダンパー」(同じビルシュタイン製でもRSのものとは全く異なる)RSと共通の「大径ブレーキローター」サーキットでの長時間の連続周回に対応すべく冷却性能を向上させた「ラジエーター」「強化デファレンシャル」や「強化ドライブシャフト」などが装備され、ワンメイクレースに出なくともサーキット走行に代表されるスポーツ走行する人には嬉しい内容となっている。

なお、テスト車のNR-Aはワンメイクレースでの使用も想定し、ディーラーオプションのロールバー、ブリヂストンの市販スポーツタイヤ「RE11A」を装着し、車高は一番低い標準状態から20mmダウンというセッティングが施されていた。

テストは午前7時にスタートし、午後3時ごろ帰京するというスケジュールで実施。

天候は終日晴天、気温は最低気温10度、最高気温20度。交通状況は比較的スムースで、オープンカーということもあり全行程のおおよそ半分はルーフを開けて走行した。

なお、ロードスターNR-Aには近年の新型車としては非常に珍しいことに車載の燃費計が装着されておらず(ワンメイクレースベース車両なら耐久レースに使う際などに燃費は重要な情報として必要な装備だと思うのだが・・・)走行パターンごとの燃費は筆者が何度か6速MTのロードスターに乗った際に燃費計で確認した感覚を、総合燃費はテストで2日間約300kmを走った燃費を極力誤差がないように満タン法で計測した数値を記載しているので、予めご了承頂きたい。

マツダ ロードスター NR-A 燃費レポート/高速道路編

ロードスターは、絶対的な加速性能こそパワフルなものではないものの、エンジンや6速MTのフィーリングは実に“楽しい”。

まず、最近の輸入車のスポーツモデルのように軽いブリッピング(空吹かし)を伴いながら始動するエンジンは、かつてのホンダのスポーツVTECのように、爆発的なパワー感を伴いながらレッドゾーンまで吹け上がるという性格ではない。

だが、低速域から太いトルクを発生しながら4000回転あたりで盛り上がり、6000回転から7500回転のレッドゾーンに向かってエンジン音が変わりながら力強く伸びていく様は、スポーツカーらしいドラマ性を備えている。

加えて、エンジン音も共鳴しているような爽快な音を響かせながら回転域によって音質が変わる、乾いた良い“音色”を聴かせてくれて、マフラー交換の必要性を感じないほどだ。

なお、エンジン音に関しては最上級グレードの「RS」には吸気音を室内に取り込むことでエンジンをより気持ちの良い音にするための「インダクションサウンドエンハンサー」が装備されており、確かに低速域でのエンジン音の迫力は増している。

だが、それと引き換えなのか高回転域での共鳴のような音が薄れており、筆者個人の総合的な印象としてはインダクションサウンドエンハンサーは無い方が好みであった。

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最終更新:5月17日(火)18時59分

オートックワン