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「金商ガイド」最多更新へ 今年度受け入れ12校に

北國新聞社 5月17日(火)2時53分配信

 修学旅行や校外学習で金沢を訪れる児童や生徒を観光案内する金沢商高の「ボランティアガイド」の実施回数が今年度、過去最多を更新する見通しとなった。昨年3月の北陸新幹線金沢開業で首都圏からの申し込みが増えており、昨年度の10校を上回る12校の受け入れが既に決まった。「高校生ガイド」は年齢が近くて親しみやすいと好評で、金沢観光の「新たな顔」としてさらに出番が増えそうだ。

 16日は今年度の初仕事として、早大高等学院2年生121人を受け入れた。金沢商高観光研究部に所属する2、3年生25人が授業の一環で、新緑の兼六園を案内し、兼六園の名前の由来「六勝」や日本最古とされる噴水、シンボルの徽軫(ことじ)灯(とう)籠(ろう)などを紹介した。

 霞ケ池では中央に浮かぶ「蓬莱(ほうらい)島」を指さして、「何に見えますか?」と問い掛けた。島が亀の甲羅に見えることや、島の対岸にある唐崎松を鶴に見立て「鶴と亀で兼六園を守っている」など、随所に「小話」を交えて案内した。

 金沢商高のボランティアガイドは6年目を迎えた。受け入れ校は2014年度の4校から、北陸新幹線開業直後の15年度は10校に増え、今年度は首都圏や関西を中心に、すでに12校の申し込みが入っている。

 県観光戦略推進部によると、修学旅行の行き先は2年前に決まることが多い。新幹線開業を受けて金沢を旅先に選ぶ学校は増加傾向にあり、受け入れ校はさらに増える可能性がある。

 金沢商高3年の馬替日向子部長(17)はコミュニケーション力を鍛える場にもなっているとし「難しい言葉を使わないように注意して案内したい」と意欲を示した。

北國新聞社

最終更新:5月17日(火)2時53分

北國新聞社