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第3期は単身用省エネ住宅 YKKパッシブタウン

北國新聞社 5月17日(火)2時48分配信

 YKK(東京)は16日、黒部市三日市に整備している集合住宅「パッシブタウン」第3期街区の建設概要を発表した。計画方針は「単身者向け省エネルギー住宅」とし、新築施工の1、2期と異なり、既存の社宅を改修する初の「リノベーションモデル」構築に取り組む。来年6月に2棟36戸の完成を目指す。

 第3期街区は第2期の南側に位置する敷地面積4871平方メートルで、計40戸の4階建て社宅2棟を4階建て27戸と3階建て9戸に改修する。2LDKから1DKに変更し、一層式の「フラット」、入り口と寝室が二層に分かれる「メゾネット」を設ける。

 3階建ての建物には屋上に菜園を設け、供用キッチンを配したコミュニティスペースも建設する。太陽光や季節風など自然エネルギーを最大限に活用するパッシブデザインに基づく「熱交換換気システム」を採用し、北陸の一般住宅に比べて冷暖房エネルギー80%、給湯エネルギー50%削減を目指す。総事業費は約11億円。

 設計は欧州のパッシブデザインに精通する建築家森みわ氏=キーアーキテクツ社長、神奈川県鎌倉市=が担当し、ドイツや米国の専門機関による「パッシブ認定」を目指す。16日は安全祈願祭の後、吉田忠裕YKK会長、森氏らが会見した。吉田会長は「改修でパッシブデザインを実現する難しいテーマに挑戦したい」と述べた。

北國新聞社

最終更新:5月17日(火)2時48分

北國新聞社