ここから本文です

離乳食をあまり食べてくれない…そんなときは?

ベネッセ 教育情報サイト 5月18日(水)10時0分配信

「うちの子は離乳食をあまり食べてくれない」「離乳食をとてもいやがる」などの悩みを抱えているかた、「食べムラがある」「最近急に食べなくなった」と困っているかたは少なくないのでは。でも、離乳食は人間の成長の中で「食べる練習」にあたるもの。さまざまな困りごとがあって当然なのです。どうすればいいのか一緒に考えてみましょう。

おなかが空かなければ食べたくないのは当然、おなかを空かせよう

離乳食を進めるにあたり、大切なことは「おなかを空かせないこと」ではありません。月齢によって1日の回数や量に目安が設定されているため、「これだけはちゃんと食べさせなくちゃ」とママたちは『ノルマ意識』をもってしまいます。しっかりいっぱい食べさせなくちゃ、と思うのです。

しかし、本当に重要なのは食事が楽しくおいしいものだと理解させること。大人にとっては「必要な栄養を摂取すること」がメインかもしれませんが、子どもにとっては違います。まだまだそこまで理解できません。健康や栄養摂取のために「食べなくてはならない」と思わせ、がんばらせるものでもないのです。現代社会において、栄養不足になる危険性はごく少ないので、あまり心配する必要はないでしょう。

食事の楽しさ、おいしさを知ってほしい…そのためにはまず、しっかりと空腹を感じさせ、「食べたい」と思わせることが重要です。食を忘れて集中できるような遊びが、食に集中させるだけの空腹を作り出します。外で遊ぶこと、たくさん歩くことを重視しましょう。食べないな…と思ったら、最近の運動不足を疑ってみてください。

ママとパパは「子どもに食べさせる」のではなく「一緒に食べる」

離乳食の初期は特に、ママやパパの手を借りて離乳食を食べることが多いでしょう。自分でスプーンやフォークを使えるようになっても、こぼしたものを拾ったり、口のまわりをこまめに拭いたり。自分自身が食事を摂るのは、子どもが食事を終えてから。そんなふうに考えているかもしれません。

ですが、食べることの楽しみの大きな要因は、誰かと一緒に食べること。誰かがおいしそうに食べる姿を見ながら、おいしさと楽しさを共感しながら食べることです。おいしそうだな、いいな、同じように食べたいな。そう思わせるような環境を準備してあげてください。ママとパパは「ながら食べ」になってしまうかもしれませんが、子どもに食べさせつつ、ご自身もちょこちょこ食べ物を口に運びます。今はみんなが食べる時間。子どもにも雰囲気から理解してもらうのです。

食べ方の美しさやお行儀のよさはまだいりません。食べ物を食べ物として扱っているようであれば、それで十分。テーブルや床、顔の汚れは、あとでまとめてきれいにしましょう。楽しく食べることが先です。

1/2ページ

最終更新:5月18日(水)10時0分

ベネッセ 教育情報サイト