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抗がん剤治療にはいくら必要か? 一例から算出

マネーの達人 5月18日(水)4時49分配信

現在、がんは4人に1人が発症すると言われています。

もし、がんになった時、いくらくらいの費用がかかるのでしょうか?

手術を必要とせず、抗がん剤治療を行う場合について、1例をご紹介しましょう。

例)20代、悪性リンパ腫にて抗がん剤治用を受ける場合。

自己負担 3割の場合。
症状があり、受診。
その際に悪性リンパ腫かどうかの検査。
リンパ節生検検査を受けます。それが2万~3万円。

その他、血液検査、胸部レントゲン、心電図検査等で5000円。

診断がつき、入院にて抗がん剤の種類を決定します。1.5か月入院し、約15万円かかりました。医療費及び食事代を含めてです。

その後、2週間に1回抗がん剤治療に2万5000円程度。

内服薬代1か月1万円程度。2週間に1回、血液検査と診察で4000円程度。

医療費だけで月に6万5000円程度かかります。

これが、単純に治療ができて、8クール。8か月かかるので、スムーズに治療ができて、約50万円近くかかるということになります。

医療費は高額医療費制度と言って、医療費が高額になりそうなときに全国健康保険協会に申請すると、限度額適用認定証が発行されるので、自己負担限度額までのお支払いになります。

100万円ほどかかっても、3割自己負担が7万円程度におさえられるので、ありがたい制度です。

5つの区分されており、月収により差がありますので、興味がある方は高額医療費で検索してみてください。

その他の疾患・症状や検査があった場合

このケースは抗ガン剤治療についてでも、寛解にスムーズに経過しても、50万円もの費用がかかってきます。

その他、消化器疾患では手術により、入院期間も3~6か月と長引くこともあると思いますので、月に7万円程度が入院期間かかってくるわけです。

この他に全身の転移などを見る検査。PET検査は3割の自己負担で、2万3000円ほどかかります。これは半年に1回程度受けるくらいですが、寛解してから5年間で治療中止となるとすれば、それまでには何回かは受けることになるでしょう。

これ以外、何か症状が出たりすれば、CT検査やMRI検査なども受ける必要が出るでしょう。それには、4~5000円から部位によっては7~8000円くらいかかります。

これに部屋代(個室)を希望されると安いところで1万円くらいはかかるので、1万円×日数になりますので、1か月入ると30万円別途かかってきます。

こうやってみると、お金がないと病気にもなれませんね。

そうならないために、やはり予防が大切になります。検診を受けることは大事ですね。保険に加入しておくこともひとつかもしれません。

まとめ

50万円~70万円ぐらいが必要

化学療法が必要となるがんになった場合

・化学療法のための費用:8か月受けたとした場合→約50万円
・入院を要した場合:1か月に約10万円
・内服薬代:1か月約1万円
・通院時に必要な診察、検査の費用:血液検査→1か月に約2万円
・CT検査→1回につき、4~8000円
・PET検査→1回につき、2万3000円
*自己負担3割の場合 (執筆者:天海 文香)

最終更新:5月18日(水)4時49分

マネーの達人