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いたってシンプルなオーストラリアの年金制度

マネーの達人 5月18日(水)4時52分配信

「老後の生活は何も心配しなくていい」なんていう人は今の日本には少ないのではないでしょうか。

定年まで家のローンを支払いながら必死に働けば、定年後は年金によって生活を保障してもらえるはずなんだけど…と不安が残るのが日本の年金制度かもしれません。

とにかく、「ややこしい」という印象があるのは私だけでしょうか。

一方、オーストラリアの年金制度はいたってシンプル。

自分が働いている間に積み立てておくSuperannuation(年金)と政府が生活を保障してくれるAged Pension(老齢年金)の2種類です。

一見すると、日本の厚生年金と国民年金のように聞こえますが、内容は全く違います。

今回はオーストラリアの年金制度について紹介します。

オーストラリアの年金は会社が負担する

まず、オーストラリアで仕事をするにはTax Number(タックス・ナンバー)の取得とSuperannuation(以下スーパー)への加入が義務付けられています。

税金の支払いと年金の積み立てです。

年金の積み立てについては、個人が給料から積み立てるのではなく、会社側が個人のために積み立てを行わなければならないことになっています。

2016年現在では年収の9.5%となっています。

会社は個人に対して給料の支払いとは別に、個人の積立年金にも給料の9.5%を支払わなければならないのです。

個人が望めば、そこに自分のポケットマニーから上乗せをして、積み立てることも可能です。

政府が個人の積み立てを促すように、個人の積み立てた額と同じ額を上限付きで政府も支払う、というキャンペーンも行っています。

例えば、個人が自分で3万円をスーパーに積み立てると、政府も3万円振り込んでくれるという有り難いキャンペーンです。

政府がどうしてこのようなキャンペーンを行っているかというと、次にお話しする老齢年金に関わってくるからです。

税金でまかなっている老齢年金を減らすために、政府は個人の貯蓄であるスーパーを増やしたい思惑があるからです。

また、課税前の給料から年金口座へ積み立てることも可能で、収入が多い人は税金対策になるという仕組みです。

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最終更新:5月18日(水)4時52分

マネーの達人