ここから本文です

子どもの「片付け」やすい環境づくり3つのポイント

ベネッセ 教育情報サイト 5月18日(水)14時0分配信

ベネッセ教育情報サイトには、お子さまの片付けに関する悩みや相談が、数多く寄せられています。中でも、「子どもの物は子どもが自分で片付けてほしい」と考えている保護者のかたが多いようです。ただ、実際に子どもに片付けをさせるとなると、「何を片付ければよいのか」「どこから片付ければよいのか」「親はどこまで手伝うべきか」など不安な点も多いようです。
そこで、ライフオーガナイザーとして片付けと収納のアドバイスを行い、子どもの片付け方に関する書籍などで活躍中の鈴木尚子先生に、保護者のかたからの相談にお答えいただきます。また、子どもにとって片付けやすい収納方法や、片付けを続けるためのコツをご紹介します。

片付けやすい環境づくり3つのポイント(1) 子どもが1人で片付けられる量であること

保護者のかたが手伝っても10分以上かかるようであれば、おもちゃの量が多すぎ、お子さまの管理能力を超えているのかもしれません。まずは、片付けられる量であるかどうかを考えましょう。保護者のかたが一緒に片付けて、5分以内で終わる程度が目安です。量の管理は保護者のかたの仕事です。また、物の量と収納スペースがマッチしているかどうかも考えてみてください。

お子さまの物が片付かないというご家庭では、本来置く場所ではないところに物が置かれている場合があり、空間が乱雑になってしまっています。しまう所に対して、明らかに物の量が多い場合には、片付けられるはずがありません。そこで、物を収納スペースに合わせた量に減らすか、新たに収納スペースを作る必要があります。

片付けやすい環境づくり3つのポイント(2) 片付ける場所が決まっていること

「片付ける場所が決まっている」とは、お子さまの持ち物のための場所を作るということです。もともとおもちゃの置く場所が決まっていないご家庭の場合、物が増えるたびに家具と家具の間に置くなどして、所々に散らばっているかもしれません。物を置くスペースとして、隙間などはふさわしくありません。お子さまが「ここは自分の物を置く場所」だと自覚できるスペースを提供してあげてください。ご家庭によって、子ども部屋を作れる場合もあれば、作れない場合もあると思います。部屋の一角でも、棚の一段だけでもかまいません。小さくても自分のスペースがあれば、自分で責任を持って片付けようと思うことができます。お子さまにとって、自分だけのスペースがあることは、うれしいものです。

ただし、お子さまのスペースに保護者のかたの持ち物を混在させないように注意してください。自分用のクローゼットに保護者のかたの洋服が入っていたら、お子さまは責任を持って片付けようという気にはなれなくなってしまいます。「ここは責任を持って片付けてね」といえる場所を、少しずつ増やしていきましょう。まずはおもちゃから始め、学用品や、洋服の管理ができるようになるとよいですね。

1/2ページ

最終更新:5月18日(水)14時0分

ベネッセ 教育情報サイト