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子どもの熱中症に気をつけたい!熱中症対策とは

ベネッセ 教育情報サイト 5月18日(水)17時0分配信

気温が高い日でも元気に遊ぶ小学生。体作りのためにも元気に動き回ってほしいものですが、子どもはまだまだ体温調節機能が十分ではありません。大人よりも熱中症になりやすいため、注意が必要です。十数年前と比較すると、ここ数年の暑さは非常に厳しいものになっています。そんな中でも子どもが熱中症にならないようにするには、どうしたらいいのでしょうか。

熱中症の原因は体温上昇と水分不足

熱中症になってしまう大きな原因はふたつあります。ひとつは体内の水分が不足してしまうこと。もうひとつは体温が平熱を大きくこえて上昇してしまうことです。これらのことが体に起きると、十分な栄養素や酸素が体にいきわたらなくなるほか、老廃物の排出機能なども低下します。

基本的な熱中症対策は、

・肌を直接日光に当てないようにして体温がむやみに上がらないようにすること
・適度に水分(場合によっては塩分)を補給すること

のふたつです。人は汗をかくことで体温を下げることができますが、その汗となる水分が足りなくなれば体温の調整が難しくなります。暑くても汗が出ない状況は、すでに体温上昇や脱水症状などが起きている危険な状態だと考えましょう。

脱水症状は自覚しにくい

熱中症対策は「早めに」が基本です。中学生、高校生にもなれば、「この状況は脱水症状になりやすいな」と判断し、事前に水分を補給することができることが多いでしょう。しかし、幼児や小学生はそういった危機をまだうまく察知することができません。そして、何をするにも動きがダイナミック。自分が思っているよりも体内の水分を失っており、自覚症状なく脱水症状に陥っている場合が多いのです。

近年、小学校ではそういった熱中症に対する認識が定着し、休み時間や体育の授業中には、教師から適切なタイミングで水を飲むよう指示されることも多くなりました。また、水道水が苦手な子どもには水筒を持たせるといった取り組みをしている小学校もあります。

しかし、教師が気をつけても子ども自身がその指示に従わなければ、脱水のリスクは減りません。ご自宅でしっかりと熱中症に関する知識とともに、「気持ち悪くなったり頭が痛くなったりしないためにも、あまりのどが渇いていないときから水を飲むようにしてね」ということを伝えるようにしてください。

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最終更新:5月18日(水)17時0分

ベネッセ 教育情報サイト