ここから本文です

 “核のゴミ”の最終処分地選定 県内自治体向けに説明会/富山

チューリップテレビ 5月18日(水)20時16分配信

 原子力発電所から出る高レベルの放射性廃棄物、いわゆる『核のごみ』について、その最終処分地の選定を進める国は、県内の自治体向けに説明会を開きました。
 富山市内で開かれた説明会には、県や市町村の担当者14人が出席し、資源エネルギー庁の担当者が、最終処分地の選定に向けたプロセスについて説明しました。
 高レベルの放射性廃棄物、いわゆる『核のごみ』は、原子力発電で使い終えた燃料を再処理する際に生じるもので、国は、300メートル以上の地下深くに埋める方針を示しています。
 最終処分地をめぐっては、2007年に、高知県の東洋町が調査の受け入れに応募しましたが、その後、異論が出て取り下げられるなど、国内における理解は広がっていないのが現状です。
 国は年内に『最終処分地として科学的に有望な地域』を選び出して公表する予定ですが、安全性の観点から、最終処分地としての適性を大きく2つに分類した上で、選定を進めるとしています。
 『適性の低い地域』としては、火山から半径15キロ以内や活断層に近いことなどを挙げた一方、『適性がある地域』としては、海上輸送されてくる放射性廃棄物の、陸上での輸送距離を短くする観点から、沿岸からの距離が20キロほどであることを条件としました。
 国は、この『適性がある地域』の中から、自然環境や地域経済などへの影響も検証した上で、『科学的に有望な地域』を選び出すことになります。

チューリップテレビ

最終更新:5月18日(水)20時16分

チューリップテレビ