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【MLB】3000安打を「達成しなければ」…敵地メディアはイチローの来季去就にも注目

Full-Count 5月18日(水)22時46分配信

限られた出場機会で結果を残すイチローだが…「彼はメジャーに戻ってきますか?」

 マーリンズのイチロー外野手は17日(日本時間18日)の敵地フィリーズ戦で代打で出場し、左前打を放った。これでメジャー通算2949安打とし、3000安打まで残り「51」。今季は限られた出場機会で結果を残しているが、敵地メディアでは、レジェンドが今季中に3000安打の金字塔に到達できなかった場合の来季去就を案じる声も出ている。試合はマーリンズが1-3で敗れた。

イチロー、世界一の安打製造機へ MLB歴代通算安打数ランキング

 9試合連続でベンチスタートとなったイチローは、3点を追う7回1死一塁の場面で代打で登場した。敵地で試合を中継する「コムキャスト・スポーツネット・フィラデルフィア」ではここで、メジャー通算3000安打まで52本に迫っていることを紹介。すると、マリナーズでイチローとチームメートだった元捕手の解説者、ベン・デービス氏は「今年(3000安打を)達成しなければ、彼は(来年)メジャーに戻ってきますか?」と心配そうに話した。

 イチローは中継ぎヘルナンデスの2球目を詰まりながらもサード後方に落とすヒットで出塁。デービス氏の“問題提起”に「それは大きな問題ですね」と語っていた実況は、こう続けた。

「(その心配は)正しいと思います。日本、シアトル・マリナーズ、ヤンキース、現在のマーリンズとメジャーリーグにおけるイチローの存在意義を考えると、彼が3000安打を達成せずに球界から去ることは本当に残念です」

 イチローは今季開幕前、マーリンズとオプション付きの1年契約を結んでいる。1年の契約延長オプションを行使する権利は球団側が持っており、50歳まで現役続行を熱望するレジェンドが残留するかは分からない。

解説者は古巣マリナーズ復帰の可能性についても言及?

 現時点では、実力者を揃えるマーリンズの外野手レギュラートリオは期待通りのシーズンを送っており、好調のマーリンズを牽引している。イチローには代打以外での出番はなかなか回っていこない。昨季は5月17日時点で106打席を数えたが、今季は2分の1以下の52打席に減少。ここまでシーズン58安打ペースで、今季中の3000安打到達には7本足りない計算となる。

 ただ、かつての同僚は、マーリンズがオプションを行使しない場合は、イチローが2001年から12年シーズン途中まで輝きを放ったセーフコ・フィールドへ凱旋する可能性もあると言及した。

 デービス氏は「私はそれに関して解決策が存在すると思います。フロリダでプレーを続けるのか。もしくはシアトル(マリナーズ)に復帰する。つまるところ、彼はまだフルパワーで役割をこなすことができます。まだヒットを打てますし。打率3割1分1厘ですよ。彼は外野手として、とても優秀です。正確な強肩の持ち主です」と語った。

 外野手として高いレベルを維持するイチローは今季3割以上の打率をキープしている。マリナーズへの復帰が実現すれば大きな話題となることは間違いないが、その可能性はあるのだろうか。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5月18日(水)23時9分

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