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「のとしし」ソーセージに 羽咋市、東京アンテナ店で陳列

北國新聞社 5月18日(水)3時1分配信

 羽咋市は、市獣肉処理施設で解体した能登産イノシシ肉「のとしし」のソーセージを商品化した。金大と実施したアンケート調査の結果などから、「獣肉」のイメージが女性から敬遠される傾向があるとみて、広く受け入れられるよう食べやすく加工した。月内に東京の市アンテナショップなどで発売するほか、市イベントでも提供し、羽咋発のジビエ(野生鳥獣肉)料理を売り込む。

 ソーセージには、イノシシの腕やスネなど安価な部位が有効活用されている。市から加工を委託された食工房ファミーリエ(かほく市)が試作を重ねて豚の脂肪を混ぜ、柔らかな食感に仕上げた。

 初回生産分は150グラム入りの200パックで、市は売れ行きをみながら随時、追加生産する。東京都杉並区にある自然栽培食材アンテナショップ「能登みらい・はくい放送局」での販売に先立ち、今週中にJAグリーンはくい、市神子(みこ)原農林水産物直売所「神子の里」でも売り出す。

 市は、地域おこし協力隊員とともに獣肉処理施設を運営し、駆除イノシシの活用とブランド化に取り組んでいる。昨年度、金大と実施したアンケート調査では、イノシシ肉に対する女性層の評価が低く、市のイベントでイノシシ肉を提供した際も、敬遠する女性が目立った。このため、女性層が受け入れやすい加工食品の開発が課題となっていた。

 市は、ソーセージの開発に合わせ、県マスコットキャラクター「ひゃくまんさん」を手掛けたグラフィックデザイナー田中サトミさん(志賀町出身、羽咋高OG)のデザインでのぼり旗を製作し、ソーセージを販売する際に活用する。

北國新聞社

最終更新:5月18日(水)3時1分

北國新聞社