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ルール学び陸前高田で、金沢発祥「グランドヤード」 2人訪れ指導員に

北國新聞社 5月18日(水)3時1分配信

 金沢発祥のニュースポーツ「グランドヤード」を、東日本大震災の被災者のストレス軽減に役立てようと、岩手県陸前高田市のスポーツ推進委員2人が17日、金沢市南四十万公民館を訪れ、ルールを学んだ。愛好者の手ほどきを受けた2人に指導員の認定証が授与された。2人は25日、陸前高田市の仮設住宅で、東北初開催となるグランドヤードの試合を運営する。

 陸前高田市の委嘱を受けた實吉(みよし)義正同市スポーツ推進委員協議会長とスポーツ愛好者の村上友子さんがビリヤードとゲートボールを組み合わせたグランドヤードを初体験した。競技を考案した南四十万グランドヤード同好会と県グランドヤード協会の会員10人が手本を見せた。

 實吉会長は「子どもから高齢者まで楽しめる。球をポケットに落とすための駆け引きもあり、頭の体操につながる」と話した。

 25日は陸前高田市で、市主催のスポーツイベント「チャレンジデー」の競技の一つとして、グランドヤードの試合が行われる。

 県グランドヤード協会は昨年12月、東日本大震災の影響で運動する機会が減っている陸前高田市に、天候、年齢を問わず楽しめるとして同競技を紹介した。今年2月、戸羽太(とばふとし)陸前高田市長が金沢を訪れ、競技を体験。今も仮設住宅が並び、屋外競技をする場所が少ない同市でも「屋内で気軽に楽しめる」と、普及に前向きな姿勢をみせていた。

 石川県内では、金沢や小松、珠洲など6市で約60団体がグランドヤードを楽しんでいる。加藤一雄県グランドヤード協会長(75)=金沢市南四十万1丁目=は「競技の普及を通じて、石川と陸前高田市とのさらなる交流につなげたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:5月18日(水)3時1分

北國新聞社