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三菱自、燃費不正会見(5月18日、全文2・質疑応答1)相川社長が辞任を表明

THE PAGE 5月19日(木)18時25分配信 (有料記事)

現行販売車種の調査状況について

益子:それでは、こっちのほうがいいのかな。

中尾:それでは、私のほうから現行販売車種の調査状況についてご報告いたします。まず、アウトランダーのPEHVですが、これにつきましては走行抵抗の測定方法は正規の惰行法で測定いたしました。しかし、この惰行法で測定したときに、オプション重量が漏れておりまして、そのオプション重量100キロ分につきましては、これは計算で補正した形で反映いたしております。従いまして、最終的にはこの重量増加分を走行抵抗に上乗せした状態で届出はしております。
 続きましてアウトランダーのガソリン車でございますが、これは走行抵抗の計測方法は高速惰行法によっております。あと、それ以外にはタイヤの転がり抵抗の改善分等といったもの、こういったものは計算で補正した状態になっております。
 それから、ミラージュにつきましては、これは走行抵抗は正規の惰行法で計測いたしておりまして、計算による補正等も行っております。続きましてデリカのD:5でございますが、ガソリン車につきましては高速惰行法で計測しております。それからあとは、二駆、四駆の分は計算でといった部分は、これは、二駆から四駆か四駆から二駆かといった部分につきましては、われわれ過去にそういったもう、実験で走行抵抗を取っておりまして、それらに基づく計算結果といったものの補正を加えております。
 デリカのディーゼル車につきましては、これは正規の惰行法で測定しておりまして、これにつきましては計算もやっておりません。
 それからRVRでございますが、これは測定方法は高速惰行法を採用いたしました。現行車の部分ですね。ただ、このRVR、最初に投入するとき、これ、2009年だったと思いますけれど、このときに2009年か10年どちらか。ちょっと申し訳ないですが。このときに、実際の走行抵抗の算出の仕方として、ギャラン フォルティスの08型、2007年のギャラン フォルティスの転がり抵抗、この数値を基にRVRは今度の空気抵抗は当然変わってきますから、空気抵抗係数はRVRのもの、風洞で測定している数値をベースに、これを組み合わせて設定しているということになっております。
 それをずっと継続してまいりましたので、最終的に今の売っているRVRにつきましては、これらのものが一部入っているということから、われわれとしてはある意味不正を行っている、机上計算以外の部分が入っているというふうに判断しまして、こういうふうな本日のご報告となっております。
 それからパジェロのガソリン車でございます。これにつきましては、走行抵抗の測定方法は、高速惰行法で測定しております。これ、パジェロにつきましては、何台か走行抵抗を計測しておりまして、この中で転がり抵抗係数、それから〓空力抵抗係数 00:17:09〓、この2つがございますが、何台か測定している中の転がりの一番いいやつと、それから空力の一番いいやつと、これを組み合わせて使っているということが判明いたしました。で、このRVRとパジェロにつきましては、われわれとしては測定方法、それから机上計算以外に、やはり恣意的な不正が入っているというふうに判断いたしております。
 それからあと、i-MiEV、MINICAB-MiEV、それからミニキャブ・ミーブのトラックにつきましては、これらは高速惰行法で測定しておりますが、その他の補正等は一切行っておりません。以上が、今回の現在販売している車種の調査状況でございます。

相川:今回の調査結果は以上でございますが、この結果を踏まえまして、私としましては、お客さまはじめ多くの関係者の皆さまに大変なご迷惑とご心配をお掛けしたことの責任を取り、来月24日の株主総会にて社長を辞任することといたしました。最終的に辞任を決心した理由は2つございます。1つ目は、今回発覚した不正が開発部門で起きていたこと。私自身がその開発部門に長く在籍していたこと。そして今回判明した計測方法の不正や机上計算という不正が行われた車種が開発された期間に、私自身が開発部門の責任者を務めていたこと。これらを考え、今回の問題の責任を取るべきと判断いたしました。

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最終更新:5月19日(木)19時20分

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