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沖縄女性不明 母憔悴「とにかく無事でいて」

沖縄タイムス 5月19日(木)11時24分配信

 「どんなささいな情報でも欲しい。とにかく無事でいて」-。沖縄県うるま市大田に住む会社員、島袋里奈さん(20)の行方が4月28日夜に分からなくなったまま、19日で3週間が過ぎた。里奈さんの母親(51)は娘の安否を気遣い、憔悴(しょうすい)しきった様子。手掛かりのないもどかしさに、悲痛な思いを訴えている。
 母親によると、里奈さんの行方不明後、スマートフォンからは「電源が入っていません」とのアナウンスが流れ、全く電話がつながらない状態だという。「これまで家出なんてしたことがなく、思い当たる節もない」。泣きはらした目から涙を流し、声を詰まらせる。
 中学まで同じ学校に通った同級生の男性は「ネット上で悪い臆測が飛び交っている。とにかく無事であってほしい」と不安を拭えない様子だ。
 県警はこれまで2度、防犯情報などを配信する「安心ゆいメール」で情報提供を呼び掛けた。17日には、里奈さんの顔写真を新たに3枚公開。母親も「できることはやりたい」と里奈さんの交際相手の男性と一緒に、情報提供を求めてチラシを配布した。交信が途絶えたうるま市を中心に、出身地の沖縄本島北部の商店街などにもチラシの設置協力をお願いした。
 里奈さんの出身中学校の同級生でつくる無料通信アプリLINE(ライン)のグループには、里奈さんが「行方不明になっている」と情報提供を呼び掛けるコメントが配信されたという。
 家族らによると、行方不明になる前に里奈さんがツイッターで「嫌な事があった」という趣旨の投稿をした後、本人のアカウントが消去されたという。
 ことし1月にあった地元の成人式で里奈さんと数年ぶりに再会したという男性(20)は「みんなが心配している。警察には捜査の手を尽くしてほしい」と思いを込めた。

最終更新:5月20日(金)8時39分

沖縄タイムス