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白銅、今期設備投資8億円。ステンレス材の加工能力増強

鉄鋼新聞 5月19日(木)6時0分配信

 非鉄流通大手の白銅(社長・角田浩司氏)は18日のIR説明会で、今後の事業戦略を明らかにした。今期は国内製造拠点への設備投資に約8億円を投じる。併せて海外販売ネットワークの強化を進めるほか、事業拡大の方策としてM&Aも視野に取り組んでいく。

 今期は設備投資に約8億円(前期実績は約7億円)を投じる。角田社長は「顧客への納期対応を強化すべく、生産キャパを引き上げる」ため、特に有機EL製造装置向けで需要拡大が期待されているステンレス材の加工能力を引き上げる。滋賀、福島工場をメーンに国内全4拠点にステンレス用切断機、フライス加工機などを増強する計画。
 そのほか海外展開については15年3月からインドネシアで代理店販売をスタートさせたほか、足元でも韓国と台湾での代理店販売先を模索。タイでは協力会社におけるフライス加工能力の増強も視野に入っている。また上海白銅がこのほど開始したネットサービスについても、東南アジアを念頭にエリアを広げていきたい考え。
 M&Aの方針については「国内外、業種など具体的なイメージはなく、あくまで検討していくという程度」(角田社長)としながらも、「同業や加工業で後継者問題を抱える企業があった場合には積極的に対応できれば」とした。

最終更新:5月19日(木)6時0分

鉄鋼新聞