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[インプレッション]Skullcandy「XTFREE」スポーツ向けBluetoothイヤホン

Stereo Sound ONLINE 5月19日(木)11時30分配信

激しいトレーニング中にも使えるようフィット感を強化

 スカルキャンディー(Skullcandy)のBluetoothイヤホン「XTFREE」(エックスティーフリー)の実機を試用することができたので紹介しよう。

 アメリカで2003年に設立されたスカルキャンディーは、2014年、2015年と連続して全米No.1のヘッドホン&イヤホン販売数を記録しているメーカーだ。その名の通りスカル(ドクロ)のロゴマークが目印で、モノトーンからポップなものまで多様な色使いで仕上げた製品を揃えているのも特長となっている。

 その中でもXTFREEは、フットボールや陸上競技、スノーボード選手らプロアスリートの声を採り入れて開発した、スポーツタイプの上級機に位置づけられるモデル。プロが行なう激しいトレーニング中の使用にも最適にフィットするという。もちろん、汗に強い防滴仕様となっている。

 本機は以下の独自フィットテクノロジーを3種類採用している。
[1]FIT FIN(本体から伸びるフィン状の突起が耳の形状に追従する)
[2]STICKYGEL(イヤーピースに、汗などの水分を含むと乾燥時比でグリップ力が30%増す素材を使用)
[3]FIX(音導管を耳穴に向けて角度をつけることで、装着感向上を狙う)
これらの組み合わせで、これまでにないフィットした使用感を実現しているという。

 ドライバーには9mm径のダイナミック型を採用したほか、イヤホンハウジング部にBluetoothユニットやバッテリーをぜんぶ収めたコンパクト設計で、なおかつ質量16g(ケーブルは含まず)と軽量に仕上げている。

 BluetoothはVer.4.1に準拠。左右のハウジングをつなぐケーブルには、インラインで3ボタンタイプのリモコンマイクを備えており、スマートフォンと組み合わせればハンズフリー通話もできる。内蔵バッテリーは約2時間の充電で、約6時間の連続再生が可能だ。

運動中に気分がアガる元気な低域が魅力

 XTFREEを手に取ると、まずその軽さに驚いた。ハウジングにバッテリー等を積んでいるとは思えないほどで、これなら長時間リスニングしていても耳への負担は少なそうだ。

 装着はイヤーピースを耳穴に挿入しつつ、FIT FINというフィン状の突起を外耳内側の凹凸に沿うよう軽く押さえることで行なう。リモコンマイク部の中央ボタンを長押しすると「Power on!!」と女性の声がして電源が入る。もう一度長押しすると電源オフとなる。

 プレーヤーにはソニーのウォークマンNW-A16を用いて、静かな室内で試聴した。XTFREEのサウンドは、しっかりした土台の上に芯が通っている印象だ。低域が量感豊かで迫力志向な一方、中高域はナチュラルに聴かせるので耳にキンキンくることもない。

 映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のサウンドトラックから、オープニングシーンの『The A400』を聴くと、編成の大きなブラスセクションのダイナミズムが感じられる。迫力志向ながら、低音を丁寧に表現して聴かせるところもあり、このあたりは多くの音楽ファンに歓迎されそうだ。

 リアーナ『S&M』、Perfume『FAKE IT』など、R&BやEDM系の楽曲では本機の低域再生能力がおおいに活きる。大型スピーカーか、サブウーファーを加えたシステムで聴いているかのような低音が、イヤホンで楽しめることに面食らってしまった。

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最終更新:5月19日(木)11時30分

Stereo Sound ONLINE