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【MLB】不振のマーリンズ主砲、4三振で自分への怒り爆発 「ゴミのようなプレー」

Full-Count 5月19日(木)18時17分配信

ダッグアウトのバットスタンドを4度も殴打、「間違いなくフラストレーション」

 マーリンズの主砲ジャンカルロ・スタントン外野手は、18日(日本時間19日)の敵地フィリーズ戦で4打席4三振の大ブレーキに終わった。最近のスランプで通算打率も2割2分1厘まで低下したスラッガーが、怒りのあまりダグアウトのバットスタンドをバットで殴打する事態に発展。MLB公式サイトは「ジャンカルロがスランプの真っ只中でバットにフラストレーションをぶつける」と特集している。

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 前日の試合でも4打席で3打数3三振1四球とサッパリだったメジャーを代表する強打者は、この日も扇風機と化した。屈辱の4打席連続三振。4回無死走者なしの場面では、右腕ヘリクソンの83マイル(約134キロ)のワンバウンドのチェンジアップに空振り三振に倒れた。スタントンはダグアウトに戻ると、バットに怒りをぶつけ、バットスタンドを計4度も殴打。地元テレビ局「FOXフロリダ」の解説者も「間違いなくフラストレーションでしょう」と語った。

 2014年に本塁打王に輝き、北米プロスポーツ史上最高の年俸総額3億2500万ドル(約356億円=13年)で契約を結んだスラッガーは苦しんでいる。記事によると、本人も試合後に「僕はゴミのようなプレーをしている。クリーンナップの人間が生産性ゼロだと、成功できない。以前にも話した。これでは、連戦で勝ち越せないことは明らかだ」と不甲斐なさを口にしたという。主砲のブレーキで試合は2-4で敗戦。フィリーズとの3連戦は1勝2敗で負け越しに終わった。

 今季は162打席で52三振。記事では、同地区のフィリーズとは今月6~8日にも対戦しており、今回の3連戦と合わせて計18打数で1安打(本塁打)のみで、途中出場も含めて6試合で12三振を喫したことに言及している。この日の試合を終え、打率は2割2分1厘まで下落。スタントンは「不調を乗り越える間は楽しい事なんて何もない」と語ったという。

チームは打線不調で連敗、指揮官は「すべてをジャンカルロに背負わせているとは思わない」

 主砲を擁護してきたドン・マッティングリー監督は「すべてをジャンカルロに背負わせているとは思わない。バットが好調な選手もいる。多くの打席を無駄にしてしまった。イージーなアウトが多すぎる。3人で攻撃を終えたイニングが4連続であったじゃないか」と話したという。

 ただ、チームとして痛いことは確か。リアルミュート、イエリッチ、オズナ、プラドは打率3割をキープ。途中出場のイチローも8回に代打で内野安打を放ち、規定打席未満ながら、打率を3割2分6厘としている。最強の外野トリオとも称されたスタントンのスランプが、チーム最大の不安材料となっている。

 記事によると、マッティングリー監督は「スタントンはチームの一人だ。正直、この2試合は我々の打撃は今季最悪だった。一番残念なことは遠征に来て連戦の初戦を勝ったのに、そこから2試合、基本的に活躍できていないことだ」と語っている。

 前日には大砲スタントンへの絶大な信頼を明かしていたマッティングリー監督。イチローもライトを本職とするが、スタントンは替えのきかない選手だけに、どのような解決策を見いだすのか注目だ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5月19日(木)19時0分

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