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今年は野手に期待!? 「当たり年」の新人王レースの現状は…

ベースボールキング 5月19日(木)13時0分配信

キャリアで一度きりのタイトル「新人王」

 今年は近年稀に見る「新人当たり年」と言われ、開幕前からたのしみなルーキーが多かったプロ野球。早くも気になる“新人王争い”が激化している。

 まずはじめに紹介しておきたいのが、新人王には「資格」が存在するということ。“新人王”と言ったら入団1年目のルーキーでなければ獲れないものと思いがちだが、実はそうではない。新人王には「資格」という規定があるのだ。

【新人王の資格】
・海外のプロ野球リーグに参加した経験がない選手
・初めて支配下登録を受けてから5年以内の選手
・前年までの出場が・・・30イニング以内(投手)/60打席以内(野手)

 上記を満たしていれば、“ルーキー”として新人王レースに参加することができる。そのため、意外な“大穴”候補が潜んでいることも少なくないのだ。

近年は特に少ない野手の新人王、今年は…

 まずは野手から見ていこう。基本的に即戦力で活躍するルーキーというと投手に多く、野手の新人王となるとセ・リーグは2010年の長野久義(巨人)、パ・リーグではなんと1998年の小関竜也(西武)が最後。厳しい現状がお分かりいただけるだろう。

 今シーズンのセ・リーグでは、開幕から1番打者として活躍を見せた高山俊が存在感を発揮。2001年の赤星憲広以来となる球団野手の新人王獲得に期待が高まったが、ここに来て打率.252、本塁打は2本と数字を落としている。

 肘の不安などから調子を崩し、今やレギュラーとは呼べない状態に。この壁を乗り越え、1番の地位を不動のものとした時、タイトルはすぐそばまで来ていることだろう。

 ほかにも定位置を確保している1年目の野手というと、DeNAの捕手・戸柱恭孝も候補に入ってくる。

 ここまで40試合に出場し、打率.234、1本塁打。それでも守備面での評価が高く、1年目ながら投手陣からの評判も厚い。当初はベンチから配球のサインを決めるという作戦を示唆していたラミレス監督も、今やほとんどを戸柱に託しているというから、首脳陣からの信頼も掴んだといえるだろう。

 打撃での数字がもう少し上がり、チームを上位へと導くことができれば、タイトルの有力候補へと躍り出る可能性を秘めている選手だ。

 一方、17年間も野手が新人王から遠ざかっているパ・リーグでは、楽天の茂木栄五郎が良い活躍を見せている。

 ここまで40試合の出場で打率.276、1本塁打。開幕から低迷する時期が続いたが、5月10日から15日までの4試合で17打数10安打の大爆発。プロ初本塁打も記録し、ようやく本来の打撃を発揮しつつある。

 閉ざされた扉を開くことができるか…。17年ぶりの野手による快挙へ、茂木の今後の活躍ぶりは注意して見ていきたいポイントになる。

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最終更新:5月19日(木)13時0分

ベースボールキング

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